リーグ戦初戦は黒星/関東リーグ戦
2ヶ月に及ぶ長いリーグ戦の初戦の相手は強豪中大。昨年のリーグ得点王、長身の小野を中心としたチーム。本学は前半からインサイドを支配され、苦しい展開が続く。外一辺倒の攻めでリズムを崩し、一気に差をつけられてしまった。
しかし、後半は本来の力を発揮する。シューターの川崎(政経・2)、ルーキーの金丸(晃・政経1)が大事な局面でシュートを決めるなど持ち前のオフェンス力が爆発。一時は逆転にも成功した。勢いそのままに最終クォーターに突入。ここで中大が小野にボールを集め、インサイド主体の攻めにすると、流れも変わる。外から無理やりなシュートをうつ場面が目立ち、得点が減少してしまった。結局前半と同じような展開となり敗北。リーグ戦は黒星発進となった。
開幕戦を勝利で飾れなかったがチームの調子は悪くない。「初戦ということでかたくなった。だけど明日からは切りかえて勝ちにいく」(根岸主将・政経4)。次の相手も同じ中大。今日の悔しさを明日晴らしてくれるはずだ。
ゴール下の番人・古橋、リーグ戦を語る
各校のエースセンターと激しい争いを繰り広げ、着実に成長を遂げてきた本学きってのパワープレイヤー・古橋(営4)。愛嬌のある笑顔とは裏腹に、試合中は気迫溢れるプレーで並み居る強豪を打ち負かせてきた。
リーグ戦初戦、中大にまさかの敗北を喫した。しかし、彼の目には戸惑いの色は感じられない。「正直に、負けたのは本当に悔しい。でも本当に大切なのは、今後この悔しさをどう生かすかだ」(古橋)。リーグ戦はまだ始まったばかり。結果に終始するのではなく、この悔しさをどう次のゲームのモチベーションに変えていけるかが重要だ。4年間かけて、スキルだけでなく、勝敗以上のものを目指す強靭な精神力をも作り上げてきた。
古橋は、今年に入ってから頭を丸くする。「バスケを本格的にやるのは今年で最後。悔いは絶対に残さない」(古橋)。残り少ない選手である時間を大切に、そして完全燃焼するために古橋はリーグ戦での優勝を誓う。
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