接戦制すも悔しいゲーム/関東大学リーグ戦 (女子部)
接戦制すも悔しいゲーム/関東大学リーグ戦 (女子部)
接戦の末に横浜市大を制し、3部リーグ昇格にまた1歩近づいた本学。しかし納得のいくプレーのできない悔しさに、試合後も笑顔はなかった。
第1クォーター、本学は好調な滑り出しで試合の主導権を握る。スタートの悪さを課題としてきただけに、序盤からの有利な展開はこのまま流れを呼び寄せるかに見えた。
しかし中盤、相手の攻めの勢いに押される。前半の疲れも重なり、足が止まってしまった。結果的に第1クォーターで稼いだ点差を詰められ、第3クォーター終了間際には同点にまで追い付かれてしまう。選手の表情にも焦りが浮かんだ。最後の第4クォーター。河原田(商2)らの3Pシュートが決まる場面もあり、何とか攻めの姿勢を取り戻した。横浜市大の追撃を振り切り、勝利を収めた。
接戦とはいえ試合を制し、3部リーグ昇格に向けまた前進する形になったが、ベンチに引き上げた選手たちから喜びの声は聞こえなかった。「勝ったけれど出来が良いとはいえない試合。今回のリーグ戦はどの試合も納得がいかない」(河原田)。チームは5人での連携を意識してきたが、試合では「5人でプレーすると個々の力を消し合ってしまう」(芳賀主将・政経3)。勝ったものの悔しさを隠せない様子の部員たち。その意識の高さを生かし、今年こそは悲願の3部リーグ昇格を果たしてほしい
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