接戦制し最終戦勝利
長丁場の秋季リーグ戦もついに最終戦。負けた方が最下位という戦いとなったが、本学は22―21の僅差(きんさ)で順大を下し、リーグ戦の最後を白星で飾った。
前半は両者ともに一進一退の攻防が続き、1点リードを許し折り返す。後半に入ってからも接戦が続くが、常にリードを許す苦しい展開となった。ノーマークでシュートの場面もあったが、相手の好セーブにも阻まれ、肝心な場面で得点できない。後半25分の時点で19―21。ロースコアのせめぎ合いは、残り5分の攻防にゆだねられることとなった。
両者とも得点のチャンスは何度も訪れたが、決定機を決められず時間が経過していく。逃げ切りたい順大に、追う明治。意地と意地がぶつかり合い、必死の攻防が続く。そして28分過ぎ、ついに均衡が破られる。熊谷(営2)のシュートがゴールネットに突き刺さり同点。そして試合終了10秒前、吉野(商2)の手にボールが渡る。これが最後のチャンス――。ゴールに向かい加速する吉野。そしてゴールサイドから放たれたシュートは、相手GKの手をわずかにかすめ、ゴールの中に吸い込まれていった。これが決勝点となり試合終了。22―21の1点差で勝利をもぎ取り、前の試合に続き連勝で秋季リーグ戦を終えた。
全日程を終了し、本学は2勝7敗で9位。入替戦出場が決定した。10月15日の入替戦が4年生にとって最後の試合。この良い流れのまま勝利し、1部残留を果たしたいところだ。
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