白星なるも決勝進出ならず/菅記念春季ミニミニカップ

1999.01.01
 ミニミニカップ第3戦。今後につなげるためにも松本監督は、今試合でより多くの1,2年生にチャンスを与えた。そのような状況で本学は、選手それぞれが個人の持ち味を活かしたプレーで、関東学大相手に43-26で快勝。しかしながら、本学が初戦で敗れた国士大が、予選トーナメントで全勝したため決勝進出とならず幕を閉じた。

 前半、本学は山口(法1)のロングシュートや加藤(良・農1)のスピードのある速攻など、個人の活躍でゴールを決めていく。危なげのない試合展開のまま、前半は26-14で折り返した。

 後半、本学は巧みなパス回しで相手のディフェンスを打ち破り、着実に点を重ねていく。そして、幾度もコールド勝ちを狙えるチャンスを得るもミスが連発。本学が点をとっても相手が取り返すといった試合が続いた。しかし、最終的には圧倒的な差を見せつけ43-26でゲームセットとなった。

 はしか休講のためにあまり練習ができなかったというコンディションの中で行われた今試合。結果が出せるのかが心配されたが、選手それぞれに良いプレーができており、チーム全体としても、声が出ていて雰囲気が良く、負けを感じさせない試合であった。「練習の成果がしっかり出せた」(加藤・良)。松本監督も「個人の持ち味が出ていた」と好評価だ。練習を積んで秋のリーグ戦ではもっと躍進するという意欲が、今試合の選手たちから溢れていた。