早大に黒星なるも、先につながる1試合/関東リーグ戦
早大に黒星なるも、先につながる1試合/関東リーグ戦
4戦目の早大戦。リーグ戦後半に向けチームがよくなってきている、そう感じさせてくれた試合だった。
試合開始直後、選手・ベンチから溢(あふ)れるほどの声出しが体育館に響いた。その勢いは早大を飲み込んでいたといっても過言ではない。早大に先取されるも、あきらめずに食いつく明治。積極的な攻め、点を入れられ悔しさに自身のこぶしをたたくキーパー・糸(文2)の姿も見られた。だが早大の技術の高さを前に6点差をつけられ、前半の終わりを告げる笛が鳴った。
続く後半、「体力負けしていた」と江幡多コーチの言葉が示すようにチームに徐々に疲れが表れ始める。前半につけられた差も加わり、早大の引き離しが続き22-34にて試合終了。「早大に守りきられた。攻めを修正していく。でも、久々に明日につながる試合ができてよかった」(松本監督)。
白星は取れなかったが、今試合では1点1点を大事にする姿勢が見えた。また、「残りの試合は今日以上に勝負をかけていきます」(葉玉主将・農4)と4年生にとって残り少なくなってきたリーグ戦を思う気持ちも強くなっている。これからにつながるチームの変化が生まれ始めていた。
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