最終戦黒星、1部最下位に沈む/関東リーグ戦

1999.01.01
最終戦黒星、1部最下位に沈む/関東リーグ戦
秋季リーグ戦もついに最終戦。ここまで1勝7敗と低迷し、既に入替戦出場が決定している本学は東海大との一戦に臨んだ。だが結果は22-30といい所なく敗退。3季ぶりの1部リーグ最下位が決定した。

 試合開始後しばらくは一進一退の攻防が続いたが、決定機をことごとく逃したことが尾を引き、流れは東海大側へ。本学は徐々に開いていく点差を縮めることができず、9-14の5点差で折り返した。

 後半開始直後、本学は果敢に相手ゴールを攻め一時は3点差まで詰め寄った。しかしそれも束の間、6分過ぎから9連続失点を許し万事休す。「集中力を欠いていた」(松本監督)。終盤の追い上げもむなしく、終わってみれば8点差で敗北。春季リーグ戦では7点差で下した相手に苦汁をなめさせられる結果となった。

 下級生の成長という収穫もあった今リーグ戦だったが、突きつけられたのは「1部最下位」という現実だった。試合終了後に薄暗い体育館の裏で行われたミーティングでは、監督から容赦ない檄が飛んだ。「だらしない。本当に勝つ気があるのか」。ミーティング後、沈痛な面持ちで引き上げていった選手たちの心にその言葉はどう響いたのか。「簡単には上位に行けない。ここを乗り越えないと」(松本監督)。1部残留を懸けた入替戦は10月14日、17時20分より日体大健志台体育館で行われる。