7年ぶり、まさかの2部降格/関東学生1部・2部入替戦

1999.01.01
7年ぶり、まさかの2部降格/関東学生1部・2部入替戦
前半は相手の猛攻に対してしっかりとしたDFを見せ、そこから速攻を決めるなど本学らしい落ち着いたプレーを見せる。また、前線にボールをつなぎフリーでシュートする場面も見られた。しかし、その一方、ゴール前でパスの連携にミスが目立ちシュートを決められない惜しいシーンも見られ前半は一点差という僅差で終える。

  迎えた後半戦。本学は開始早々に2ポイントを先制される。また、相手にPKで点を許す場面も多く見られ、そこからまさかの5ポイントを奪われる。相手が波にのり本学は苦しい展開に。だが、ここで転機が訪れる。相手側はファールから2分間の退場を多く出し、1人少ない状態での試合となった。有利になった本学は、相手に追いつき25対25と同点。流れが傾きかけたかに思えたが、相手の強烈なシュートで26点目を決められる。追いつこうと本学も必死のプレーで応戦するが、波に乗った相手を押さえきれず、終了間際だめ押しの1点を決められゲームセット。「後半DFが上手く機能しなかったところから多く失点してしまった」。(松本監督)

  今大会で2部降格が現実のものとなった本学。しかし、11月11日から14日に行われるインカレは迫っている。初戦の相手は夏合宿の時対戦し勝利した関学大。今回の大敗を次回に生かせるかが今後の課題となる。