2本目に進出するも入賞ならず/妙高市サマージャンプ大会

1999.01.01
 社会人選手も多く参加し、葛西(土屋ホーム)や船木(フィットスキー)などのオリンピック選手も出場した今大会。本学からはジャンプ部門の3人が出場した。本学は全日本学生スキー連盟の強化指定選手にも選ばれたエース・遠藤(政経3)がケガのため棄権するなどのトラブルに見舞われたが、それぞれが夏の成果を証明するために意気揚々と競技に臨んだ。
 
 試技が終わり、1本目のジャンプが始まる。成年の部では1本目で上位30名に入れば2本目に進むことができる。昨年は1人も2本目に進出することができなかった本学ジャンプ陣だが、強い向かい風を味方にスター選手たちにも負けないくらいのビッグジャンプを見せた。佐藤が77m、澤谷が75m、山本が75.5mを飛び、佐藤と山本が2本目に進出、澤谷はあと0.5m及ばなかった。
 
 強風の影響で競技が中断される中、二人は2本目に臨むが、1本目以上の跳躍ができず25名が終わった時点で10位入賞が不可能となった。しかし上位5名を残し風はさらに強くなり競技は中止。2本目の成績は無効となり1本目の得点が成績となった。
エースを欠く中二人の選手が2本目に進出したことは、近年王座を遠ざかっている本学の復活の兆しとも言えよう。しかし「結果に満足はしていない」と口をそろえた佐藤と山本。跳躍に磨きを懸けるため、冬に向けさらに鍛錬を重ねるジャンプ陣に期待したい。