
不本意な結果に終わる/全日本ジュニア体重別選手権
先の東京学生で見事インカレへの出場権を獲得した武田と清水。この勢いそのままにジュニアを制覇し、インカレを迎えたいところであったがまさかの結末が待っていた。
清水の初戦。得意の寝技に持ち込むことができず、2度の指導を受けて優勢負け。敗者復活戦で勝ち上がり、3位入賞を果たすも、「情けない。結果には納得していない」(清水)と肩を落とした。
清水の初戦。得意の寝技に持ち込むことができず、2度の指導を受けて優勢負け。敗者復活戦で勝ち上がり、3位入賞を果たすも、「情けない。結果には納得していない」(清水)と肩を落とした。
一方の武田も勝ち進みはしたものの、持ち前の豪快な柔道を試合で発揮することができなかった。決勝では名門・東海大の選手を相手に一本負けで2位に終わる。「まだまだ自分は弱い」(武田)と悔し涙を流した。
優勝候補と目されていた両雄の敗退。今大会は苦汁をなめる結果となった。だが悔しさをかみしめながらも「死ぬ気で練習して優勝を目指して頑張る」(清水)、「この悔しさを練習にぶつけたい」(武田)と2人の気持ちは10月のインカレへと向いている。
大会まで残り1カ月。2人はどのように立て直していくのか。結果が出なかったからといって自分を見失うことなく、結果をばねとして自分の柔道を追求してほしい。インカレでの2人の奮起に期待したい。
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