チーム力で勝ち取った3位!/関東男子新人戦
今大会で6年ぶりの3位入賞を果たした本学。先日行われた全日本学生優勝大会で上級生が見せたチーム力が、下級生へと受け継がれたことを結果として表す大会となった。
幾度か危ない場面があったものの、本学は準決勝の対中大戦まで勝ち進む。先に3勝を奪い取り、確かに流れをつかんだかと思われたが、中堅の鴨宮(営1)が敗れると中大にそのまま勢いを奪われる。大将戦、青木(営2)は引き分けもしくは一本負けを喫したとしても本学の勝ちが確定という状況。しかし「(中大が)波に乗られるとやられると思い、不安だった」(今野監督)。不安は的中し、波に乗る中大の勢いを止めることは出来ず、2本負けを喫し、総本数により本学は敗れた。
しかし、今大会優勝した強豪・中大を追い詰めたチームは名門校の名を改めて他大にしらしめることとなった。また今大会では新たな収穫があった。先鋒の松原(商1)、次鋒の松本(文1)、五将の平井(理工2)の活躍だ。「3人とも粘り強い。後はこれからもっと成長してくれれば」(今野監督)。特に平井は一般入部でありながら対駒大戦での大事な1戦で活躍。松原も大会優秀選手に選ばれるなど、与えられたチャンスをものにしチームに貢献した。
「個々の課題はあるが全体的によかった」(今野監督)。これから突入するオフ期間。伸びるか落ちるかは自分でやるかやらないか次第。しかし、「チームワークで勝てることを証明してくれた」(今野監督)。チーム力を武器とし上級生が託した思いを受け継ぐ。オフ期間が開けた時、名門の完全復活を遂げてくれるに違いない。
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