
田中、青木全日本決める!/関東学生選手権
本学からは6名が出場した今大会。3回戦が終了した時点で残るは田中主将、青木の2人となった。全日本出場権を懸けた4回戦。両選手とも延長戦に突入する熱戦を繰り広げるが、あと一歩及ばず勝利を逃し、敗者復活戦に最後の望みを託した。そして迎えた1試合目。田中主将は見事相手を下し、全日本の出場権を獲得。一方青木はここで2度の負けを喫し、苦しみながら9回戦に挑む。その9回戦では相手を上回る気迫でついに2本勝ちを収め、全日本出場権を手に入れた。
結果としては2名が全日本出場権を獲得し、去年を上回る成績を収めた。しかし、田中主将は敗者復活戦からの出場権獲得という結果に「残念だ。自分自身の剣道をできるよう、また明日から稽古する」と悔しさの色を隠せない。また青木も「悪い癖が出てしまった」と、ワンパターンの剣道で相手に見切られてしまい、自分の剣道ができなかったことを反省。両者とも課題の残る試合内容であった。
しかし、次なる全日本大会に向け、両選手は新たなスタートを切っている。「優勝を目指すためにも、日々の練習で自信をつけたい」(田中主将)。この悔しさをばねに全日本大会、そして団体戦では更なる活躍を見せてくれるだろう。
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