上位進出ならず/全日本学生選手権、全日本女子学生選手権
7月7日、8日と二日間に渡って行われた今大会。本学男子からは田中(敏)主将と青木、女子からは黒田が出場し「団体戦のはずみになる戦いをする」(田中(敏)主将)と語っていただけに活躍が期待された。結果は田中(敏)主将が3回戦敗退、青木が2回戦敗退、黒田が3回戦敗退と上位進出はならなかったものの、その戦いぶりにチームのまとまりは一層深まった。
1日目、まずは黒田が初戦に挑む。均衡した試合の中、黒田の打った面が決まりそのまま1本勝ちを決め、2日目に駒を進めた。同じく田中(敏)主将も延長戦の末、初戦を突破した。一方青木は長時間の延長戦で一瞬のスキを突かれて小手を決められ、格下相手にまさかの敗北を喫してしまう。
迎えた2日目。黒田は上段からの面を中心に、開始から積極的な攻めを見せる。相手の攻撃にも耐えながら試合を進めたが突き、小手と決められ惜しくも3回戦敗退となる。田中(敏)主将の2回戦、ここでも1日目同様延長戦に入るが冷静に面を決め勝利。しかし続く3回戦では激しい打ち合いの中で相手に面を決められしまい、悔しい敗戦となった。
技術は十分にある。問題は「相手によって対応を変えること」だと田中(敏)主将は自身の戦いぶりを振り返った。秋の団体戦で優勝を狙う本学。「チームとしてのまとまりはある。しかしもっと貪欲にならなければ、優勝はない」(今野監督)。この問題点を克服し大きな目標に向かう彼らが、秋には更に強くなった明治を見せてくれるはずだ。
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