慶大相手に接戦するも、プレーオフ進出ならず/関東大学リーグ戦
クラッシュボウル出場を懸けて本学は決戦に臨んだ。対戦相手は昨年プレーオフで敗れた慶大。復讐の2文字を掲げて挑んだが、7-14という結果で無念の敗退を喫した。
試合序盤からディフェンスラインがプレッシャーをかけ、相手のパスを封じる。オフェンスでは第1クォーターに米山(文3)が30ヤードの独走に成功し、タッチダウン。キックゴールを決め、計7点の先制点を挙げた。試合の流れをつかんだ本学はたびたびファーストダウンを奪って粘り強いプレーを見せる。しかし、その後ランプレーに切り替えてきた相手の攻撃に対応しきれず、第2クォーターで同点に追いつかれてしまう。
試合序盤からディフェンスラインがプレッシャーをかけ、相手のパスを封じる。オフェンスでは第1クォーターに米山(文3)が30ヤードの独走に成功し、タッチダウン。キックゴールを決め、計7点の先制点を挙げた。試合の流れをつかんだ本学はたびたびファーストダウンを奪って粘り強いプレーを見せる。しかし、その後ランプレーに切り替えてきた相手の攻撃に対応しきれず、第2クォーターで同点に追いつかれてしまう。
迎えた後半。ファンブルや相手側のパントへのミ対応ミスが出てしまい、徐々に相手の勢いが増してくる。第3クォーター終了間際、予想外のランプレーを決められ、逆転を許した。第4クォーターでは続く相手のランプレーをなんとか抑えるも、得点を左右する場面で攻めきることができない。「ここぞという時に自分たちオフェンスが前に出ることができなかった」(米山・文3)。結局両者追加点がないまま、残り時間1分。本学は最後の攻撃を迎え、同点の望みを懸けてロングパスを出すも不成功。選手たちの思いとは裏腹に電光掲示板は刻々と残り秒数を告げる。そのまま相手に攻撃権が渡り、ゲームセットの瞬間とともに沸き上がる慶大側のベンチ。リベンジを果たすことのできなかった本学の選手たちは肩を落とした。
「情けない。自分を含め、個人個人の課題だった集中力の維持ができていなかった」(平山主将・政経4)と、自らのふがいないミスを振り返った主将は涙を見せた。しかし選手たちは最後まで勝利を諦めず、激闘を戦い抜いた。「自分たちに何が足りなかったのかはまだわからない。でも、リーグ戦の始めよりずっといいチームになった」(滝沢・文4)。グリフィンズのプレーオフ進出、日本一の夢への挑戦は7-14という接戦の末、幕を閉じた。
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