弾みをつける勝利/関東大学リーグ戦

 前日の夏日から一転、肌寒さすら感じる気候の中で行われた立大戦。そんな寒さを吹き飛ばすような熱い試合をグリフィンズが見せてくれた。

 先の東大戦で露呈したディフェンス力の弱さは既に修正されていた。ボールをキャッチした選手への低空タックルを確実に決めて潰していく。前へ進ませない。気持ちを前面に押し出し、粘り強いディフェンスで立大のゲインを阻止する。なかでも熱いプレーを見せてくれたのが清水(理工2)であった。相手のパスを先読みし、気迫のこもったダイビングキャッチ。計3本ものインターセプトを決める。「無我夢中だった」(清水)。

 オフェンスもディフェンスの奮起に応える。第1クォーター、小谷田(政経1)のディフェンダーを飛び越えてのタッチダウンを皮切りに、グリフィンズは怒とうのランプレーを展開。キックを決め7-0とした直後に、相手のファンブルしたボールを石田(政経3)がキャッチ。そこから喜代吉(理工2)が15ヤードを疾走してのタッチダウンを決める。第2クォーター、第3クォーターの中盤にはその喜代吉らのロングランでビッグゲインを奪い、米山(文4)、小谷田が押し込んだ。着々と点数を重ね、35-7で迎えた第4クォーター。序盤は立大に攻められるも、清水のパスカットから流れが変わる。米山、カラフチ(営2)がそれぞれ約50ヤードの距離を独走。立大選手らを寄せ付けずにそのままエンドゾーンに持ち込み、さらに2タッチダウン。試合終了間際には、またも米山がロングランからダメ押しのタッチダウン。米山はこの日4本のタッチダウンを決め、チームの勝利に貢献した。「みんなが開けてくれたからいっぱい走ることができた」(米山)。

 今試合のラン獲得通算352ヤード。5度のインターセプト。走りでも守りでも観客を魅了した。課題を克服したグリフィンズに死角は見当たらない。「自分達のプレーをするだけ」(田中(希)主将・政経4)。この勢いそのままにリーグ戦第3節へ。グリフィンズは躍進する。