続々と自己ベスト更新 優勝逃すも奮闘/明大対立大対校大会

2023.07.04

 2連覇中だった明大対立大対校大会。多くの選手が自己ベストを更新するも、総合力で立大に及ばず2位に終わった。

 

7・2 第44回明大対立大対校大会(セントポールズ・フィールド)

明大――2位 50点

 

男子3000メートル

 3位 室田 8分13秒08

 5位 児玉 8分25秒53

 6位 加世堂 8分33秒63

 

男子800メートル

 3位 田邉 1分55秒60

 4位 三井 2分01秒95

 

男子400メートル

 1位 荒澤 48秒42

 2位 佐田 49秒14

 

男子200メートル

 2位 木村颯 21秒38

 3位 川津 21秒65

 5位 竹尾 22秒03

 

男子4×400メートルR

 2位 荒澤、神戸、田邉、佐田 3分16秒45

 

男子砲丸投げ

 2位 木村稜 8m13

 5位 飯島 7m08

 6位 神戸 6m03

 

▼男子走幅跳

 1位 宮川 5m96

 

 最初のトラック競技となった男子3000メートル対抗では、室田安寿(情コミ2=宮崎日大)が出走。「後半ペースが上がったところで勝負できなかった」と反省を見せるも大幅に自己ベストを更新した。男子3000メートルオープンに出場した東原豪輝(政経3=大阪)「最初からうまくペース配分できた」と明治内トップの組2着でゴール。久しぶりのレースで自信につながる走りを見せた。教育実習から戻った杉彩文海(文4=鳥栖工)も練習不足ではあったが箱根駅伝区間賞の意地を見せ組1着でレースを終えた。男子400メートル対抗では、好調のルーキー荒澤朋希(営1=明大中野)が自己ベストを更新し1位でフィニッシュ。山本佑樹駅伝監督も「みんな伸び伸び走ってくれた」と振り返った。

 

 両校の選手総出の応援の中行われた最終種目の4×400メートルR。序盤から拮抗(きっこう)したレースだった。前半はわずかにリードしていたものの、後半に抜かされてしまう。あと少し及ばなかったが、最後は佐田龍昇(法2=大分東明)が猛烈に立大を追い上げ大熱戦となった。

 

 結果としては2位だったが、来週には明大対法大定期大会が、翌週には富士裾野トラックミートがあり、その先には夏合宿も控えている。秋以降、厳しい夏を乗り越えさらにレベルアップした競走部を期待したい。

 

[加藤菜々香]

 

※レース後のコメントは後日「紫魂不撓」にて掲載いたします。