中大戦インタビュー/全国大学選抜

2023.06.25

 昨日の男子に続き行われた全国大学選抜(以下、選抜)・女子団体戦。予選をトップスコアの15中で通過し挑んだ決勝トーナメント1回戦は、昨年度同大会で敗れた中大との一戦だった。同中競射でも勝敗はつかず勝負の行方は一本競射へ。しかし4中を決めた中大に対し明大は3中。勝利まであと一歩届かずまさかの1回戦で敗退となった。

 

◆6・2425 第35回全国大学選抜(明治神宮弓道場)

▼女子団体

 明大――1回戦敗退

 

試合後のコメント

三浦朋美コーチ

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「本当に残念な試合だったなという感じですね。予選で出せた的中が当たり前に出せるチームだと思っていたので。今のメンバーでは練習で見たことがないような的中が出たので、非常に残念な結果だったなというところです」

 

――全国学生選手権(以下、インカレ)に向けての抱負を教えてください。

 「インカレで優勝すると王座への出場権が得られるのですが、そこに出るというのは弓道部員たちの目標ですので、インカレは優勝狙いしかないです」

 

見米彩(理工3=文化学園大杉並)

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「昨年は決勝トーナメント1回戦目で負けてしまって悔しい思いをしたので、今年こそは優勝したいという気持ちだったのですが、予選から決勝トーナメントが始まるまでの空いた時間に、予選で良くなかったなと感じた部分で悩んでしまったというのが良くなかった、今日負けた大きな要因かなと思います」

 

――今後の課題を教えてください。

 「時間が空く、道場が変わる、去年も決勝トーナメント1回戦目で当たって負けた相手などという、外的要因を精神的に気負ってしまって射に影響が出るという結果だったので、そこに左右されない射を追求していくべきだと思います」

 

関根里沙(政経3=白河旭)

――全関東学生選手権(以下、全関東)から力を入れていたことを教えてください。

 「全関東も他の選手とは的中に差があったので、選抜は誰かを支えられるように、自分の射も悪いところを出さないようにと思っていました」

 

――最後の一本勝負についてはいかがですか。

 「やることは変わらないですし、自分が勝負を決めるポジションなのは分かっていましたが、いざ自分が抜いて負けとなった時にもっとやれることがあったのかなと思います」

 

野村真奈(営2=坂戸西)

――全関東から力を入れていたことを教えてください。

 「全関東の調子が自分的には良かったのでそれがずっと続いてくれれば、あの感覚が大会でまた出せればと思っていましたが、難しかったです」

 

――インカレに向けての抱負を教えてください。

 「やはり1位になりたいという気持ちは変わっていないですし、自分が中てなくてはいけないというのも分かっているので、次こそは勝てるように頑張ります」

 

加藤ほの美(政経1=前橋育英)

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「予選は感覚もかなり良くていいイメージを持ってやれましたが、対戦になってしまうと対戦相手もいたり射場も変わったり、周りの環境に左右されてしまって自分の射ができなかったなと思います」

 

――インカレに向けての抱負を教えてください。

 「今日の課題点でもある的中の不安定さをなくして、一定以上の的中が毎回必ず出せるようにしたいなと思います」