
成田がコンバインド5位 アルペンは高木、深澤が入賞/全日本大学選手権
大会3日目はノルディックコンバインド、アルペン部門回転の2種目。ノルディックコンバインドでは成田健太(政経2=花輪)、西方優人(政経3=飯山)、小舘冬歩(政経4=花輪)の3人が入賞し、アルペン部門回転でも前回大会同種目3位の高木柊吾(政経4=日大山形)が7位、深澤嵩晴(政経1=足利大附)が9位にまとめた。
◆2・15~19 第97回全日本学生選手権(花輪スキー場)
大会3日目
▼ノルディックコンバインド
成田――5位(ジャンプ3位)
西方――7位(ジャンプ11位)
小舘――9位(ジャンプ8位)
菊地――棄権
▼アルペン部門 回転(SL)
高木――7位
深澤――9位
野本――12位
青木――19位
宮島――25位
中島――31位
▼総合順位(3日目終了時点)――4位
ジャンプとクロスカントリーの2種目の総合で順位を決めるノルディックコンバインド。2日目のスペシャルジャンプで2位の成田はスプリントで中澤(中大)らのスピードレースに対応しき切れず5位止まり。ただし出場3選手ともに入賞圏内を外さず食い下がった。
アルペン部門回転では高木が2本目38.77とまずまずの好タイムを記録したものの1本目のビハインドが痛かった。指揮を取る成田収平総監督も「高木に関しては物足りない。アルペンは水物と言うがそれを踏まえてももう一つ。チーム全体として戦える層の厚さを持っていかないと厳しい」と振り返った。
3日目終了時点で暫定順位は日大、早大、中大に続く4位。4日目の明日はクロスカントリー部門30キロフリーマススタートが行われる。
[上瀬拓海]
試合後のコメント
成田総監督
――ここまで上位校との差はどこにあると考えていますか。
「クロスカントリーの差が露骨に出ていると思います。スプリントというのは独特です。スカウティングの面においても一学年6人という限られた枠の中でどうやって選手を集めていくか。選手強化に関しても現在は外部のコーチを召集して強化に当たっていますが、そのようなところも良さとしてアピールしながらスカウトを進めていかなければいけないと感じます」
――大会終盤、明日のクロスカントリー部門30キロフリーマススタートに関してはいかがでしょうか。
「マススタートなので、関(綜一郎・政経3=十日町)や梅澤(聡嗣・政経1=東川)あたりは展開次第では面白いレースができるのではないかと思います。関は前回同じ種目で終盤まで2位に居ながら最終的に4位で終わりました。チームとしても諦めることはありません」
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