
大会直前インタビュー 1、2年生編/第68回全日本学生選手権
11月26日、大学王者を決める全日本学生選手権(以下、府立)が開催される。確実と言われていた3連覇を逃し涙をのんだ昨年度。その雪辱を果たし王座奪還を果たすため、今年度最後の舞台へと挑む。
今回は土屋賢生(法2=関西福祉科学大)、山田健斗(文2=桜丘)、大谷琉生(法1=大商大堺)のインタビューをお届けします(この取材は11月24日に行われました)。
土屋
――今シーズンを振り返ってみていかがですか。
「前期はケガして丸潰れで、9月の総合で復帰できました。その時はまあまあ頑張ったんですけど、この前の名古屋(全国学生個人選手権)は悪い印象で終わってしまっているので今年最後いい終わり方したいなと思います」
――離脱中はどのようにチームを見ていましたか。
「悔しい気持ちもありましたが、でも僕がいなくてもやはりチームには勝ってほしいと思っていました。みんなが勝ってうれしそうにしている時は僕もうれしい気持ちがありました」
――2回目の府立ですが、どのようなお気持ちですか。
「去年は僕のせいでチームが負けてしまったので、成長した姿をみんなに見てもらえたらいいです」
――府立への意気込みをお願いします。
「キャプテン(野村龍星主将・文4=関西福祉科学大)を優勝させて胴上げしたいと思います。キャプテンのために死ぬ気で勝ってきます」
山田
――今シーズンを振り返ってみていかがですか。
「今年の全国大学選抜選手権(以下、全国)でナンバーワンが取れなかったのが今1番悔しいところでもあるので、今回の府立でその負けを生かせられたらいいなと思います」
――前期はケガもありましたがその点はいかがでしたか。
「皆のペースをずっと一緒に上げていこうと思って、怪我はしていましたがギブスをつけながら使える方の手とか足とかでトレーニングして、筋肉つけたりあとはスピード上げたりしていました」
――4年生と共に出場できる最後の大会ですが、どう感じますか。
「野村キャプテンは昨年度の木村(柊也・令4文卒)先輩とはまた違った雰囲気があり、僕もすごく刺激をもらっています。先輩方の背中を見て今まで頑張ってきていたので寂しい気持ちもあります」
――府立への意気込みをお願いします。
「もうラストなので、野村キャプテンが最後泣いてありがとうって言えるような、もう素晴らしい試合を繰り広げたいと思います」
大谷
――シーズンルーキーとしてずっと戦われていましたが、ここまでを振り返っていかがですか。
「選抜の大将を任されたのですが、出だしで負けてしまって、チームにとても迷惑をかけてしまいました。だから府立では、出るんだったらもう迷惑をかけずに、しっかり勝って、キャプテンに恩返しをして、笑顔で終わりたいですね」
――府立に向けて練習で意識していたことはありますか。
「やはりまず勝つという意識はしています。それと、まだ1年生なのですけど大事な場面が来た時に、やはり試合の内容をしっかり考えて、その場で応じていって難しい状況でも試合をこなすっていうのを考えています」
――4年生と共に出場できる最後の大会ですが、どう感じますか。
「恩返しをしたいっていうことと、野村先輩に教えてもらったことや、4年生の方にも教えてもらったことがあるので、それを生かして、最後は恩返しして。大好きな先輩たちと優勝したいです」
――府立への意気込みをお願いします。
「選ばれたらもう1年生らしく出るときはしっかり試合に出て、勝ち切るとこは勝ち切っていきたいです。あとは勢いでいきたいと思います」
――ありがとうございました。
[新津颯太朗、細田裕介、中川美怜]
関連記事
RELATED ENTRIES