2大会連続優勝! 早大に3一0で有終の美を飾る/関東大学リーグ新人戦

2023.11.24

 5月から始まった今大会が閉幕した。決勝トーナメントを順調に勝ち進み、いよいよ迎えた決勝の相手は早大。三品のミドルシュートで先制し前半を折り返すと、勢いに乗った後半は林、坂上がゴール。3一0という結果で2大会連続優勝を果たした。

 

 「素晴らしい、スーパーゴールだった」(栗田大輔監督)。監督をもうならせるゴールを決めたのは、5日の関東大学1部リーグ流経大戦でトップチーム初スタメン&初ゴールを果たした三品。序盤は相手のリズムに合わせるプレーで、なかなか自分たちのサッカーができなかった明大。しかし、三品が流れを変えた。33分、左サイドからのボールを中央にいた三品が突き刺すようなシュートを放ち、ネットを揺らす。「思い切りの良さが出た」(三品)。この強烈なゴールでつかんだペースをそのまま揺るがすことなく、1-0で前半を折り返した。

(写真:最近の活躍が光る三品)

 

 後半からは完全に明大のペースに。67分にはカウンターから林が冷静に右足を振り追加点を挙げる。直後の70分にも、カウンターから上がってきたボールで相手のミスを誘う。「奪ってからシュートというのを常にイメージしていた」という坂上がダメ押しの3点目。ゲームキャプテンを務めた藤井は「ディフェンスラインがしっかり体を張っていた。シュートを打たさないというところは今日は特に良くできた」。無失点で相手を完封し、有終の美を飾った。

(写真:3点目を決めた坂上)

 

 今大会では一度も負け無しで優勝をつかみ取った若き明大イレブン。栗田大輔監督も「将来非常にいいチームになるのではないかと、期待を持たせてくれるチーム」と太鼓判を押す。次なる舞台は、来月行われる全日本大学新人戦。昨年度は準優勝に終わった悔しい舞台で、屈辱を晴らして欲しい。

 

[下元天花]

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