
セカンドリーグ初戦 大東大に2桁得点で快勝/関東大学リーグ戦
セカンドリーグが開幕し、大東大との初戦を迎えた。開始28秒で先制すると序盤から流れを引き寄せる。終盤になっても運動量が落ちることなく、FW大竹広記(営3=白樺学園)のハットトリックなどで10得点。最後まで相手を寄せ付けることなく好調なスタートを切った。
◆9・2~11・26 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
▼10・29 対大東大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
〇明大10{3-0、5-0、2-2}2大東大
「東洋戦の後は走りやバトルのメニューを多くして、ハードな練習をこなしてきた」(FW丸山詳真主将・商4=北海道清水)。セカンドリーグ開幕戦の相手は大東大。ファーストリーグでは5―3の接戦となったが今試合では練習の成果を発揮し、序盤から力の差を見せつけた。第1P開始わずか28秒。丸山がゴール付近でパックをキープし、相手DFを引き付ける。最後はゴール前でフリーになっていたFW三浦稜介(政経4=駒大苫小牧)がゴール裏からのパスを受け先制。その後も運動量で勝る明大は積極的に足を動かし、試合の主導権を握る。今大会好調のDF村社海莉(文2=埼玉栄)のロングシュートや第1P終了と同時にゴール上部へと突き刺すFW井口藍仁(商2=埼玉栄)のゴールで3―0。第2Pも開始34秒で得点を挙げると、勢いそのままに5点を追加した。
第3Pは大きく点差が開き、時計を止めないランニングタイムで試合が進むも、攻撃の手を緩めることはなかった。「キルプレーだったけど前が空いていて、(シュートが)打てると思ったから自分で持ち上がった」(村社)。味方の反則で1人少ない状況でも、村社が自陣から攻め上がりミドルシュートで今試合2得点目。その後得点を許すも、相手の反則で得たパワープレーで大竹が得点を挙げハットトリックを達成した。「自分たちのセットは点を取らないといけないセット」(大竹)と大竹、井口、FW佐々木宥弥(政経3=武修館)のラインで計6得点。主軸セットが好調ぶりを見せ、10―2と2桁得点で快勝した。
「守りの意識を強く持ちながら得点ができたところが良かった」(丸山)。ケガで欠場していたDF朝比奈大心(営1=埼玉栄)が復帰し、メンバー全員が出場する4セット回しで選手層の厚さも垣間見えた今試合。東洋大戦で課題だった立ち上がりを克服し、セカンドリーグも好調な滑り出しとなった。「これから戦うチームとは力の差があるわけではないので、今日のような立ち上がりとメリハリを持ったプレーをしたい」(丸山)。次の早大との試合に向け準備は万全だ。
[倉田泰]
試合後のコメント
丸山
――前回の大東大戦から得点が増えた要因はありますか。
「前回は枠外のシュートが多かったので、練習で枠を外したらダッシュとかスコアの意識を練習から持つように心掛けていたのが大きかったかなと思います」
――試合前のチームの雰囲気はいかがでしたか。
「みんなリラックスしていて、セカンドリーグだからと変に意識せずプレーできていたので良かったかなと思います」
大竹
――セット間での連携はいかかですか。
「練習から佐々木宥と井口の3人で組んで、練習通りにプレーして結果的にたくさん点取れたので良かったです」
――次戦への意気込みをお願いします。
「次からは簡単には勝てない相手になってくると思うので、しっかり決めるところを決めて、全勝でセカンドリーグを終わりたいです」
村社
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「しっかりアタッキングゾーンでパックをキープして、パスを回してシュートをたくさん打てたので、そこは良かったかなと思います」
――2ゴール目はしゃがみこんで喜んでいました。
「ポイント勝負みたいなことをしているので、点を決めて琉太(DF福田・営2=白樺学園)に向けてガッツポーズをしていました」
関連記事
RELATED ENTRIES