
大会2日目 佐藤天、由井が自己ベスト更新!/全日本距離別選手権
長野市のエムウェーブにて3日間にわたって行われる全日本距離別選手権。2日目には佐藤天海主将(政経4=北杜)、佐藤太陽(法1=帯広三条)、中村虎太郎(政経1=須坂創成)、由井雛斗(政経1=嬬恋)の4人が出場した。
◆10・20~22 第30回全日本距離別選手権(エムウェーブ)
▼男子1500メートル(ジュニア部門)
由井雛斗(政経1=嬬恋)――3位、1分51秒53
佐藤太陽(法1=帯広三条)――10位、1分52秒65
中村虎太郎(政経1=須坂創成)――13位、1分54秒47
▼男子1500メートル
佐藤天海(政経4=北杜)――7位、1分47秒48
2日目の先陣を切ったのは、ジュニア部門1500メートルに参戦する新入生の3人だ。由井は700メートル地点を全体3位のタイムで通過。その後も失速することなく、勢いのある滑りで自己ベストとなる1分51秒53の結果を叩き出し、3位に輝いた。「大事な大会なので、それに合わせてコンディションを調整してきた」(由井)。一方、中村虎は13位に終わり、佐藤太は序盤に順調な滑り出しを見せ、300メートル地点では暫定4位となる24秒58のラップタイムを残すも、終盤でペースが落ち、10位でフィニッシュ。自己ベスト更新とはならなかった。
午後の1500メートルには佐藤天が登場。「滑る前からなんとなく自己ベストが出る気がしていた」(佐藤天)。目標の5位こそ逃したものの、300メートル地点での暫定14位から驚異的な巻き返しを見せ、1100メートル時点ではラップタイム27秒44で通過し、最終的に7位でフィニッシュ。1日目では悔しい結果に終わったが、この日では主将の意地を見せ、1分47秒48の好成績で自己ベストを更新した。
最終日はマススタートに佐藤天、ジュニア部門の3000メートルには佐藤太、中村虎と中村龍太郎(政経1=長野工業)、1000メートルには由井が出場予定だ。「優勝を目指して最後まで頑張りたい」(佐藤天)。好調を維持し、有終の美を飾りたい。
[李翔恩]
試合後のコメント
佐藤天
ーー7位という順位に関しては、どう受け止めていますか。
「5番以内を狙っていたので、少し残念だったかなと思います」
ーー1年生への期待はいかがですか。
「5人とも同期として高め合って、仲間の存在を感じながら強くなってほしいと思っています」
佐藤太
ーーレースを振り返っていかがですか。
「ベストタイムではなかったというのもあって、満足のいく結果ではなかったのですが、課題がしっかりあったレースで、収穫はあったかなと思います」
中村虎
ーーレースを振り返っていかがですか。
「ベストは出せると思っていたのですが、ベストより1秒以上遅れたので、情けないなという感じが大きかったです。2周目で滑った時点でもう足にきてしまって、全然動かなかったです。最後は気持ちも切れて、精神的にも技術的にも未熟なところが多かったなと思います」
由井
ーー今日の試合で良かった点を教えてください。
「最後までラップが落ちなかったというところが特に良かったかなと思います」
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