
強さを発揮 6-0で快勝スタート/全日本学生体重別団体優勝大会
体重別の7人制で戦い、大学ナンバーワンを決める全日本学生体重別団体優勝大会が開幕した。昨年度はベスト8に終わり、その悔しさを晴らすべく臨んだシード校の明大。初戦から圧巻の戦いぶりを見せ日本文理大を6-0で下し、危なげなく3回戦への進出を決めた。
◆10・21全日本学生体重別団体優勝大会(ベイコム総合体育館)
▼明大――2回戦突破
初戦の相手は1回戦で秋田大を破った日本文理大。先鋒の大久保竜之介(政経3=延岡学園)はお互いに相手の出方を探りながらの戦いとなった。両者これといった攻め手を欠く、もやもやした我慢の柔道になるも決して無理はしなかった。指導を一つ受けるも相手の攻撃を最後まで受け流し引き分けに持ち込む。
その後は次鋒・甲木碧(政経2=木更津総合)、五将・光岡岳人(商4=大牟田)とともに一本勝ちを収め2-0とした。中堅・松原咲人(政経2=大成)は体勢を崩されながらも強引に相手を投げ、一本勝ちかと思われた。しかしビデオ判定の結果、認められず。それでもその後は冷静な試合運びを見せ、技ありのポイントを守り切った。続く三将、副将、主将戦も一本勝ちの素早い柔道で勝利を飾った。
6勝のうち五つを一本勝ちで決め、安定した強さを発揮した明大。両校が順当に勝ち進むと明日の準々決勝では強豪・東海大と対戦することになる。東海大は2年前の同大会決勝で惜しくも敗れた相手。今年こそは勢いそのままにベスト8敗退で終わった昨年度、そして2年前の悔しさを晴らし、念願の優勝へ突き進む。
[阿部倖明]
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