
秋季リーグ7戦目 東海大にストレート勝ち/秋季関東大学1部リーグ戦
前日、学芸大に逆転勝ちを許した明大。勝利必須となった7戦目は東海大との対戦となった。第1、2セットを連取し、勝ち星まであと一歩となる。第3セットで東海大の追い上げを受けるも最後まで集中力を維持し続け、ストレート勝ちを果たした。
◆9・9~10・29 秋季関東大学1部リーグ戦(日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館他)
▼10・15 対東海大戦(日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館)
○明大3{25―22、25―22、25―23}0東海大
<スターティングメンバー>(ローテンション順)
S近藤蘭丸(文2=東福岡)、OH佐々木駿(商2=土浦日大)、MB黒澤孝太(政経2=明大中野)、OP坂本雄大(政経2=市立尼崎)、OH岡本知也(政経3=五所川原工)、MB金田晃太朗(政経3=駿台学園)、Li武田大周(政経4=松本国際)
前回の試合で敗北を喫した明大。「今日はみんなが受け身になっていなかったと思う」(武田)。第1セット序盤は黒澤や坂本がスパイクを決めるも東海大のディフェンスが光り、点差を広げることができない。しかし、先に試合の主導権を握ったのは明大だった。長いラリーを岡本のスパイクで制すと、金田と岡本のブロックも決まり4連続ポイントを決める。「ディフェンスから切り返す攻撃をうまく機能したので、ラリーを制することができた」(岡本)。その勢いのままに第1セットを獲得。続く第2セット、高い集中力を保持した明大は佐々木がブロックアウトを決めると流れに乗りこのセットを取った。
「昨日3セット目を取りこぼしたので、3セット目に対する気持ちが出てすごくいい試合ができた」(武田)。決め切りたい第3セットは序盤からリードを許すことなく、坂本の強烈なスパイクを武器に得点を積み上げる。中盤で東海大の意地を見せられる展開になるも、佐々木と近藤が冷静にブロックを決めて3連続ポイントを獲得。25―23でストレート勝ちを果たした。
春季リーグから着実に成長を見せる明大は、前日と同じ失敗は繰り返さなかった。「3セット目に入る前は1セット目のつもりで入って、勝ち急がないように冷静な気持ちを持った」(武田)。次戦は順大との延期試合となる。「春リーグで上位だったチームと戦うので気を引き締めて頑張りたい」(岡本)。チームが目標として掲げるベスト4入りを果たすため、さらなるレベルアップをはかる明大から今後も目が離せない。
[田上愛子]
試合後のコメント
武田
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「昨日取りこぼしたので、みんなで今日はやってやるっていう気持ちがあってとても雰囲気よくできました。ディフェンス面に関してもそうだし、オフェンス面も気持ち出してプレーできていたので、いいバレーができたかなと思います」
――試合に臨む前に、チームの皆さんで確認したことはありますか。
「1番はブロックフォローに関することや、組織としてやることをやる、任せるところは任せる部分をしっかり確認していました」
岡本
――東海大戦に向けて意識していたことはありますか。
「東海大はセンター線がとても高いし、サイドも春に比べて早くなっているので、ブロックの位置取りは気にしていました。その練習の成果が出て、ディフェンスがうまく機能したのでよかったと思います」
――次戦への意気込みを教えてください。
「相手がどちらも強いサーブを打ってくるチームなので、自分たちが守りに入らず、しっかり攻めていけたら勝ちきれると思うのでディフェンスとオフェンスをもう少し詰めて試合に臨みたいです」
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