圧巻の9連勝 確固たる強さで首位独走/関東大学女子2部リーグ戦Bブロック

 今試合の相手は東洋大。第1Qは1点ビハインドで終えたが、第2、3Qでの大量得点で逆転し一気に突き放すことに成功。そのまま第4Qでの相手の猛攻を逃げ切り、81―66で快勝した。

 

◆8・26~10・29 関東大学女子2部リーグ戦Bブロック(各大学体育館他)
▼10・7 対東洋大戦(エスフォルタアリーナ八王子)
〇明大81{18-19、22-12、27-10、14-25}66東洋大

 スターターはPG沖咲月主将(文4=埼玉栄)、PG新林未悠(理工3=湯沢翔北)、SF神山南帆(文2=白鴎大足利)、PF山本涼菜(文3=浜松開誠館)、CF後藤葉の佳(理工2=鵠沼)。

 

 第9戦目は東洋大との対戦。1次リーグでは1点差で逆転勝利しただけに、特に油断のできない相手である。開始直後は互角の戦いが繰り広げられた。ゲームが動いたのは第2Q。沖や新林のドライブで波を引き寄せると、オフェンスリバウンドが増えていった。「最初からいい流れというわけではなかった。自分たちのシュートが入らない場面に、ディフェンスを頑張って相手がやりたいことを押さえられていた」(新林)と苦しい場面でうまく切り替えができたことが功を奏す。徐々に点差をつけ始め、40―31と一歩リードし前半を終えた。

 

 第3Qからは選手間の連携が光った。ドライブだけでなくパス回しでスキをつくり、外からのシュートで得点を増産。戦い方がより明確になったおかげで点差は26点までに膨れ上がった。勢いそのままに最終Qに突入。しかし交代を経て攻撃の形が崩れ、相手にペースを握られてしまった。それでも積み上げた点差で何とか逃げ切り、81―66で勝利。1次リーグでの辛勝から打って変わって、ほとんど危なげなく勝利をつかみ取った。

 

 順調に連勝街道を突き進む明大。このまま目標であるリーグ戦全勝優勝を達成し、2部リーグAブロックへの入替戦に臨みたいところだ。次戦は国際武道大との対戦。留学生を擁するチーム相手でも変わらない明大のバスケットで、勝利を期待したい。

 

[尾﨑陽菜]

 

試合後のコメント

新林

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。

 「前半はドライブとか行けたので良かったです。でももう少しディフェンスを頑張れたら良かったかなと思います」

 

――試合が終わった後、キャプテンからはどのような話がありましたか。

 「やはり最初にスターティングメンバーが出ていたときに粘って、最後(点差を)離せたけど、他のメンバーに変わったときに相手にやらせたくないことをやられてしまって、そういうことはチーム内で情報共有をしっかりしようという話をしました」