100点ゲームで快勝 負けなしでリーグ戦折り返す/関東大学女子2部リーグ戦Bブロック

 リーグ戦の折り返しとなる7戦目は青学大との一戦。序盤から互いにヒートアップする中、明大が数点差で一歩先を行く。第3Qで一気に点差をつけ、107―71とハイスコアなゲームで1巡目を締めくくった。

 

◆8・26~10・29 関東大学女子2部リーグ戦Bブロック(各大学体育館他)
▼9・30 対青学大戦(共栄大体育館)
〇明大107{27―19、21―18、34―12、25―22}71青学大

 スターターはPG沖咲月主将(文4=埼玉栄)、PG新林未悠(理工3=湯沢翔北)、SF神山南帆(文2=白鴎大足利)、PF山本涼菜(文3=浜松開誠館)、CF後藤葉の佳(理工2=鵠沼)。

 互いに主導権を握らせない、熾烈(しれつ)な戦いとなった。明大は粘り強いオフェンスリバウンドで攻撃の機会を増やし、着実に点を重ねていく。対する青学大は確率良くシュートを決め、明大の背中に迫る。第1Qでも27得点と序盤からハイスコアな試合となったが点差はわずか8点。流れを完全にはつかめず、第2Qに入った。第2Qでも沖の3連続得点で流れをつかみかけたところ、ターンオーバーで失速。点差は広げたものの安心できない試合展開のまま、48―37で前半を終えた。


 後半は明大のギアが上がった。神山の3Pシュートから始まると、スティールや相手のファウルで試合は明大のリズムに。第3Qでは34得点とまれに見る高得点をあげ、相手を一気に突き放した。第4Qは特に「勢いに乗れて全員で戦えた」(SF唐登ゆきの・文3=八王子)。明大の勢いはとどまることなく、新林の巧みなボール運びや神山の鋭いドライブで相手の追随を許さない。また控えの選手も多く出場するとベンチからの声援も増し、結果は107―71で快勝。チーム一丸となって戦い、圧巻の7連勝を成し遂げた。

 

 前節のPG萩原加奈(文1=浜松開誠館)のケガにより、主力を欠いた状況で臨んだ今試合。そんな中でも、コートに立つ選手とベンチが一体となり揺るがない明大の強さを見せつけた。早くも翌日に関東学大戦が控えている。全勝優勝に向け、必ず勝利を勝ち取ってくれるはずだ。

 

[尾﨑陽菜]

 

試合後のコメント

山本

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「最初の入りは、ディフェンスで守るべきところを守れていなかったのですが、だんだん慣れて足が動くようになって、全員でディフェンスできたので勝ちにつながったのかなと思います」

 

――次戦に向けての意気込みをお願いします。

 「明日から2巡目で、多分自分たちのやりたいことを全部抑えてくると思うので、抑えられたときに次どういうプレーをできるかというのを全員が考えて動けたらいいなと思います」

 

唐登

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。

 「フリースローを外してしまったのが駄目だったなと思うのですが、強気で攻められたので良かったと思います」

 

――今のところ連勝が続いていますが、その点についてはいかがですか。

 「連勝できているというのはとても大きいことなので良かったと思いますが、それによって他のチームがチャレンジャー精神で挑んでくると思います。それに負けないで自分たちもチャレンジャー精神を持ってみんなで頑張りたいです」