
関本が準優勝 3人が講道館杯へ/全日本学生体重別選手権
体重別の学生日本一を決める今大会。1日目は軽量級の選手が登場した。明大からは6人が出場。60キロ級の関本賢太(商3=習志野)が決勝まで進んだが、惜しくも敗戦し準優勝となった。
◆9・30 全日本学生体重別選手権(日本武道館)
▼60キロ級
関本――2位
天野――3位
▼66キロ級
光岡――ベスト8
平山――3回戦敗退
▼73キロ級
松原――3回戦敗退
藤本――2回戦敗退
日本一まであと一歩だった。東京学生体重別選手権(以下、東京予選)では優勝した関本。今大会も準決勝まで危なげなく進んでいった。決勝の相手は関東予選で優勝した白金(筑波大)。開始48秒、消極的な姿勢と判断され両者指導をもらい、その後相手が指導を重ね関本が有利な展開に。投げ技を掛けようとしたり抑え込もうとしたりするも決まり技とはならず、GS(ゴールデンスコア)へ突入した。「準決勝までは全ていい感じで勝ってきたので、決勝戦で延長戦になるのが1試合目でしんどかった。少し組み手を妥協して、相手の技が入りやすいような形で待ってしまったというのが投げられた要因」(関本)。GS1分22秒、小内巻込で技ありを奪われ無念の敗退となった。
ベスト8以上の成績を収めた関本、天野武蔵(法2=足立学園)、光岡岳人(商3=大牟田)の3人は講道館杯全日本体重別選手権(以下、講道館杯)への出場権を獲得。「今日は成長が見られた選手もいたが、反省点の方が多く見つかった」(中濱真吾監督)。続く2日目は重量級の選手が出場する。予選で優勝した100キロ級の朝廣隆翔(商4=延岡学園)や準優勝した100キロ級の竹村虎之(政経3=大成)の活躍に注目だ。
[正野真由夏]
試合後のコメント
中濱監督
――60キロ級の決勝戦を振り返っていかがでしたか。
「関本のペースで進んでいて流れもあったのですが、最後組み手で負けてしまい残念だしもったいないなと思いました」
――準決勝に残られた天野選手に関してはいかがでしたか。
「今年度の東京予選は3位で、全日本ジュニア体重別選手権では1回戦で負けていたので、今回の大会は強い思いで出ていたと思います。1回戦から接戦が続いていたのですが、何とか勝ち抜いて準決勝まできて、昨年度に比べると成長しましたし、今日はよく頑張ったと思います」
関本
――結果を受けて今のお気持ちはいかがですか。
「昨年度は学生の大会に体調不良で全く出ることができていなかったので、今年度は絶対に学生チャンピオンになろうと思って1年間やってきました。この1位と2位の差は大きいと思うので、悔しいという気持ちがあります」
――次の全日本学生体重別団体優勝大会、講道館杯に向けて意気込みをお願いします。
「チームの日本一と個人の日本一を目指して頑張っていきたいと思います」
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