
個人の力光る 団体戦は女子総合優勝/関東学生選手権秋季大会
圧巻の射撃を見せた。団体戦では女子が総合優勝、男子は惜しくも2位。個人戦では多くの選手がファイナルに進出し好成績を収め、全日本学生選手権(以下、インカレ)に向けて弾みをつけた結果となった。
◆9・15~17 関東学生選手権秋季大会(栃木県ライフル射撃場)
▼男子総合
明大――2位
▼女子総合
明大――1位
[男子]
団体戦では惜しくも2位という結果だったが、AR(エアライフル)個人戦のファイナルには関口慈英(政経2=国際学院)が出場。「最近調子が良くなかった」という関口だが上位勢に食らいついていく。最終結果は4位に終わったが「一歩踏み出せたのかなと思う」と成長が見られた大会になった。
[女子]
AR個人戦のファイナルには、8人という限られた枠の中、明大から3人が出場。緊迫した状況が続く中、安定して高得点をたたき出していく。結果は三浦莉桜(商3=足羽)が優勝を果たすと、3位に三好愛佳理(農4=仙台育英)、6位には山本麻綾(国際2=下館第一)が入り、それぞれ入賞を果たした。団体戦でも個人戦でもめざましい成績を残した。
またしても男女ともに好成績を収め、確固たる強さを証明した明大射撃部。団体戦のメンバーのみならず、出場した部員それぞれが躍進した大会となった。来月には早くもインカレが控えている。男女総合優勝を目指し、日々まい進していく。
[尾﨑陽菜]
試合後のコメント
三好
――4年生ということで一つ一つの大会が最後になりますが、どのような気持ちで試合に臨みましたか。
「本当にさっきのファイナルのときに4年生で最後というのを実感していて、(競技前の)コメントでも『最後の秋関なので頑張ります』というコメントをしたので、そのぐらい今までの大会とは違うような思いでした。勝ちにつなげる射撃をしたいという気持ちで挑みました」
――後輩の活躍はどのように感じますか。
「特に50メートルの選手が少なく、来年に向けての指導として一緒に練習する機会が今年はとても増えていたので、その成果が出ている後輩とかもいてうれしいなと思います。その反面、本当に来年からは後輩たちがこの場を背負っていかなければならないので、インカレまでの短い間でも、自分にできることを後輩のため、明治のためにしたいなと思います」
関口
――試合の内容はいかがでしたか。
「自分の目指しているところが世界なので、やはりここで満足しないで、しっかりと上を目指して頑張っていきたいと感じました」
――最後に改めて今後の目標をお願いします。
「インカレは男女総合優勝を絶対にするということと、今後に向けて日本の試合のみならず世界にしっかり羽ばたいてはばたけるように努力したいと思います」
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