
玉川大に勝利 リーグ戦4連勝を飾る/関東大学女子2部リーグ戦Bブロック
3連勝と勢いに乗る4戦目の相手は玉川大。先制点を許すが、積極的にリバウンドを取りに行くことで、流れを相手に渡さない。第1Qこそリードを許したものの、第2Qからは順調に得点を重ね続けて危なげなく逆転し、リードを広げる。相手の猛攻にも強度の高いディフェンスで応戦し、自分たちのバスケを展開した。最後まで攻めの姿勢を貫き、連勝を4に伸ばした。
◆8・26~10・29 関東大学女子2部リーグ戦Bブロック(各大学体育館他)
▼9・10 対玉川大戦(明学大白金キャンパス)
〇明大63{13―15、14―8、17―8、19―16}47玉川大
スターターはPG沖咲月主将(文4=埼玉栄)、PG新林未悠(理工3=湯沢翔北)、PG萩原加奈(文1=浜松開誠館)、SF神山南帆(文2=白鴎大足利)、PF山本涼菜(文3=浜松開誠館)。
リーグ戦4戦目の相手は玉川大。試合数が増え、対策をとってくる相手にも対応していかなくてはいけない。「自分たちが強みとしている部分を抑えられた」(沖)。序盤は明大の強みである3Pシュートを抑えられ、思うように点を取ることができない。これまでの試合では第1Qの得点は20点以上取ることが多かったが、今試合はわずか13点。相手のディフェンスにはまり、リードを許す形で第2Qへ入る。
「リードされていたとしても粘り強く守り続ける」(神山)。試合が進むにつれ、明大の粘り強さが功を奏した。オフェンスリバウンドが取れていないことが得点につながらなかった第1Qとは打って変わり、取れなくても絡みにいこうという姿勢がチーム全体に現れる。それに加え、粘り強くディフェンスを続け、相手の得点を阻止していく。オフェンスのチャンスをつかみにいくことや、ディフェンスからオフェンスのリズムを作ることで点を重ねていった。第2、第3Qともに相手の得点を8点に抑え、44―31とリードを作り第4Qへ突入。なんとか追いつきたい玉川大の猛攻の中でも、揺るがないオフェンスを展開し続けた。自分たちで流れをつかんだ明大が最終スコア63―47で勝利を収めた。
続く5戦目の相手は明学大。「頭を使って勝ちを取りにいきたい」(沖)。次戦までの2週間、どれほど対策を練れるのかがカギとなる。今試合で4連勝を飾り、大きな流れに乗っている。目標である2部Bブロック全勝優勝への道を進んでいく。
[春田麻衣、小原愛]
試合後のコメント
沖
――シュートが入らない時間はどのようなことを意識していましたか。
「ミスで終わらないようにするということと、自分たちはディフェンスを頑張ると自然とオフェンスが良くなる傾向があるので、今はとにかくディフェンスで失点を減らそうという話をしていました」
――玉川大の印象を教えてください。
「結構個々の力、1人1人が1対1してくるチームっていうのは元々喋ってたんですけど、そこは1人で守れるっていう感覚がちょっと自分たちの中でもあったので、できるだけ一人一人が責任持って自分のマークを守ろうっていう話は試合前からしてました」
神山
――試合の振り返りをお願いします。
「第1Qでディフェンスが効いていない部分があったり、自分たちのバスケができていなかったりしたのですが、後半はそういったところを改善して自分たちのバスケができたと思います」
――連勝していますが、チームの雰囲気はいかがですか。
「勝ちが続いて盛り上がっているのですが、ここで浮かれるのではなく気を引き締めて、これからも試合に臨みたいと思います」
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