成田が2年連続で3位入賞!/全国学生個人体重別選手権

2023.09.03

 明大からは2人が出場した全国学生個人体重別選手権。85キロ未満級の成田花道(政経4=鳥取城北)が自分らしさを存分に発揮し、昨年度から2年連続となる3位入賞を果たした。

 

◆9・3 第48回全国学生個人体重別選手権(靖国神社相撲場)

▼85キロ未満級

 成田――3位

▼100キロ未満級

 工藤――1回戦敗退

 

 昨年度も同大会で3位入賞を果たした成田は、今年度も「3位以上に入れるようにしたい」と意気込み今大会に挑んだ。初戦を難なく勝ち上がり迎えた準々決勝。「うまく自分の得意な体勢に持ち込めて、技を決めることができた」。相手の頭を自らの脇に抱え込み、そのまま引き落としで勝利を挙げ準決勝へと駒を進めた。準決勝では相手の勢いを利用した上手投げにより惜しくも敗戦。3位以内という目標を達成し、見事2年連続となる入賞を果たした。

 

 一方、初の全国の舞台となった工藤晃太(政経1=平舘)は「相手の強い形に持っていかれてしまった」と納得のいく取り組みができず。相手の押し出しで敗戦を喫し、1回戦敗退という結果に終わった。「リーグ戦に向け明治に貢献できるようにもう一回練習していきたい」。頼もしい期待のルーキーは、次なる舞台に向けさらなる成長を見据えていた。

 

 満足のいく部分もあれば、悔いが残る部分もあった今大会。だが、余韻に浸る時間も落ち込んでいる暇もない。3週間後には東日本学生リーグ戦が控えている。今年度こそ悲願の1部昇格を果たすべく、チーム一丸となって大勝負へと挑む。

 

[久保田諒]

 

試合後のコメント

成田

――どのようなことを意識して今大会に臨みましたか。

 「稽古はあまりできなかったんですけど、対戦相手の相撲を動画で見て、しっかりとイメージをつかんで今大会に臨みました」

 

――リーグ戦に向けての意気込みをお願いします。

 「とりあえず計量があって10キロぐらい落とさないといけないので、運動しつつ自分の体力が残せるような、最後の試合なので最高にいい状態で迎えたいなとは思っています」

 

工藤

――東日本学生個人体重別選手権からどのような稽古をしてきましたか。

 「弟が高校の100キロ未満級で優勝とかするくらい強くて、帰省した時にその弟と練習して同じ体重ぐらいの相手と練習してきました。ただ、脱臼とかでうまく練習できなかったのもあって後悔があるので、もっと練習したかったです」