
意地を見せるも日大に敗北/関東大学1部リーグ戦
関東大学1部リーグ戦(以下、秋リーグ)3戦目の相手は日大。留学生を有する相手に2連戦となったこの試合。序盤、ディフェンスから得たチャンスで積極的に攻撃をしていくが、得点を決めきれずにリードを許してしまう場面が続く。終盤に巻き返しを図るものの、差を埋めることができずに敗北を喫した。
◆8・26~11・3 第99回関東大学1部リーグ戦(国立代々木競技場第二体育館他)
▼9・2対日大戦(日体大世田谷キャンパス)
明大54{7-20、21-22、10-19、16-15}76日大○
スターターは、PG山内龍也(国際4=土浦日大)、PF伊藤治輝(政経3=桐光学園)、SG針間大和(情コミ2=福岡大大濠)、PF鬼澤伸太郎(国際1=福岡大大濠)、SG越田大翔(政経3=仙台大明成)
リーグ戦もいよいよ3戦目。今回の相手も留学生を中心としたチームの日大。「専大戦はリバウンドで負けるケースが多かったのでリバウンドに全員参加して、そこからは得意のやアウトナンバーの速攻につなげられれば」(越田)と前回の試合を踏まえて臨んだ。第1Q序盤から相手にブレイクされてしまう。シュートを打つ場面も多々あったが、「日大のプレッシャーに負けてしまった」(越田)と中々シュートが決まらない。13点の差を縮めるべく第2Qでは田邉太一(情コミ4=福岡大大濠)が3Pシュートで先制。すぐさま得点を返されたが、ここは第1Qとは違う明大。塚田大聖(政経1=土浦日大)の「パスをもらってすぐにシュートを打つ練習をしてきた」(塚田)と練習の成果を発揮し徐々に点を取っていく。点差は縮められなかったが、相手に流れを渡し切らなかった。
第3Qの立ち上がりは越田による3Pシュートで点を取るものの、相手からの連続得点にタイムアウトを取る。タイムアウト明けもシュートを決められるが、平松による2連続得点で対抗する。ここから攻守のリズムをつかみ点を取り合う展開に。そして迎えた第4Q終盤、タイムアウトで「諦めるんじゃなくて、とりあえず点を取りに行って、差を縮めるように」(塚田)と話をした後、フリースローも含め5連続得点と意地と粘りを見せた。
序盤の不調を拭いきれない結果となってしまった今試合。しかし、流れの良い場面も見受けられ、チームとしての根元にある強さを示すことができた試合でもあった。2連敗と負けが続いてしまっているが、リーグ戦上位という目標のため切り替えて臨んでいきたい。次戦の相手はエリート集団の筑波大。連敗を断ち切り流れに乗っていきたい。
[中川美怜]
試合後のコメント
越田
――シュートが入らない中で越田選手のドライブからの得点が多くありましたが、意識していましたか。
「プレッシャーが強い相手にはドライブはしないといけないので狙っていました。しかし、やっぱり最初の入りが自分もチームも悪かったので、改善したいです。」
――次の試合に向けて越田選手自身はどのようなことを意識していますか。
「スリーポイントは継続して狙い続けたいです。(筑波大は)日本人チームなんですけどエリートの集まりというかすごい選手ばかりなので、まず気持ちで負けないようしたいです。」
塚田
――留学生をマークする場面が多かったですが、意識をしていたことはありますか。
「留学生はとにかく大きいので、それに負けないように(意識していました)。練習したり、対策したりとかはしてないんですけど、とにかく押され負けないようにしていました」
――チームとして対策してきたことはありますか。
「専大戦では、留学生相手にディフェンスはちゃんと守れていたんですけど、リバウンドが全然取れてなかったので、そこの部分をしっかり対策してきました。日大の留学生はディフェンスからオフェンスにかけて、とにかく走ってボールを貰おうとするので、少し早めに戻ってディフェンスすることを意識しました」
関連記事
RELATED ENTRIES