
chocolat lumièreが優勝! 夜空に瞬くしょこるみの夢
「普通の女子大生が、一夜限りの〝アイドル〟としてステージに立つ」というコンセプトの下で開催される、大学対抗の女性アイドル日本一決定戦「UNIDOL」。8月29日、「UNIDOL 2023 Summer 決勝戦/敗者復活戦」が行われた。明大からはchocolat lumière(ショコラ ルミエール 以下、しょこるみ)が決勝戦のステージに出場。13人のメンバーによる圧巻のパフォーマンスで、ユニドルの頂点に輝いた。
セットリスト
1曲目 i☆Ris 『ハピラキ☆Dream Carnival』
2曲目 櫻坂46 『Start over!』
3曲目 BEYOOOOONDS 『夢さえ描けない夜空には』
1曲目の様子
〝夜空に瞬くしょこるみの夢〟をキャッチコピーに掲げた本ステージ。スクリーンに〝chapter1:希望〟の文字が灯り、夢をつかむ8分間が幕を開けた。1曲目はi☆Risの『ハピラキ☆Dream Carnival』。明るいパフォーマンスとイントロで、序盤から会場のファンを惹きつける。かわいらしい振り付けと曲調で盛り上がりを見せると、2曲目では一変。〝chapter2:再生〟を掲げ、櫻坂46の『Start over!』が始まる。「課題であったダンスに力を入れて、櫻坂46さんの曲は難しかったのですが頑張りました」(こころ)。その言葉通り、2曲目ではダンスで席巻。ラスサビでの力強さは圧倒的で、会場からは歓声が沸き起こった。興奮さめやらぬ中迎えた最後の曲は、BEYOOOOONDSの『夢さえ描けない夜空には』。〝chapter3:夢〟の文字が灯った頃には、会場全体がしょこるみのチームカラーである緑色に包み込まれていた。「しょこるみ三銃士と言われている3人と一緒に優勝したいという思いがあり、みんなが同じ熱量を持って頑張ってきた」(あみな)。3曲目は、13人の思いが伝わってくるようなパフォーマンスだった。この日一番の盛り上がりを見せると、全員で夜空に向かって手を伸ばしクライマックス。今しかない、13人での、夢の8分間が幕を下ろした。
2曲目の様子
3曲目の様子
運命の結果発表。「ユニドル。2023サマー。決勝戦、優勝は――」。会場全体が緊張に包まれる。「審査員順位1位、会場観客票順位2位、オンライン観客票順位5位。総合得点466点。明治大学・chocolat lumière」。最後に名前を呼ばれると、膝から崩れ涙を流した。夢をつかんだ瞬間だった。「温かさがあるこのチームで、ずっと目指してきた優勝をすることができて本当にうれしいです」(みなるん)。優勝インタビューでは、喜びと感謝を口にした。
今大会の出場者たち(提供写真)
今大会には、敗者復活戦・決勝戦で計36チームが出場。シークレットゲストには私立恵比寿中学が登場し、会場を沸かせた。「同世代の子たちが一生懸命頑張っている姿を見て、自分たちももっと頑張ろうという気持ちをいただけましたし、すごく感動しました」(小林歌穂さん)。「ユニドルの文化が広がっていったらいいなと思いました」(真山りかさん)。一夜限りのアイドルたちが放ったステージでの輝きは、私たちに勇気と感動を与えてくれた。
[野口優斗]
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