
インカレ直前インタビュー②/日本学生選手権
いよいよ日本学生選手権(以下、インカレ)が始まる。昨年度、男子は総合2位、女子は総合7位という結果に終わった。今年度、男子は天皇杯奪還、女子はシード権死守を目標にインカレに臨む。
今回は、そんな代表レースに挑む明大勢の大会直前インタビュー第2弾。五味智信(商3=湘南工科大付)、田渕海斗(情コミ3=日大藤沢)、長尾佳音(営2=武蔵野)、上川畑英(政経1=桐光学園)の大会に懸ける思いをお届けする。インカレ開幕まで――あと2日。
五味
――インカレはどのような大会ですか。
「インカレはぶっちぎりで優勝して記録も追い求めていかないといけない試合だと思っています。自分が優勝するというのも大事ですが、チームとしても天皇杯奪還というのを大きな目標として掲げているので、それに貢献というか、自分たちが引っ張って優勝させないといけないなと思っています」
――明大の調子はいかがですか。
「世界水泳に出ていたのは僕と栁川(大樹・政経3=日大藤沢)だけなので、そこの調整はしやすいと思うのですが、何人かユニバーシアードの方に行っていて中国から帰ってきたばっかりで疲れとかも残っているのかなと思っているのですが、そんなのも関係ないくらいやってくれる人たちなので大丈夫だと思っています」
――大会への自信はございますか。
「正直世界水泳でのレースがすごく遅くて、もしかしたらだめなのかなとも思っていたのですが、ここ2、3日調子が上がってきて、元の泳ぎに戻ってきてるかなという感じなので、絶対優勝します」
田渕
――これまでの大会を踏まえて、強化したいところはどこですか。
「800、1500メートル自由形で世界を目指すならまだやっぱり練習が足りないなと思います。400メートル個人メドレーで世界を取りたいというのは変わっていないので、今まで通りに強化をしていきたいなと思います。いい部分とか悪い部分とかも含めて全体的に強化をしていきたいなと思っています」
――インカレにはどのような気持ちで臨みますか。
「明治大学の総合優勝に自分自身が加わりたいと思っていて、そのためには僕の優勝は欠かせないと思っています。初日の400メートル個人メドレーというメインレースはしっかり優勝したいです」
――意気込みをお願いします。
「これで引退の4年生もいっぱいいるので、4年生が引っ張ってくれるとは思うんですけど、3年生である僕と世界水泳代表の2人(五味、栁川大樹・政経3=日大藤沢)の3人が、初日にメインレースがあるので、そこで3種目しっかり優勝したいです。総合優勝のために代表組は頑張っていきたいなと思っています」
長尾
――インカレはどのような大会ですか。
「普段のクラブで出る試合とは違って、同じチームからの声援をすごく受けて、学校の代表として出るという責任もあります。あんなに盛り上がる中でやる試合もなかなかないので、歓声の中で泳げる楽しみっていうのも他と違うなと思います」
――2年生になって変化はございますか。
「1年目はインカレがどういうものかも分からない感じで試合に出ていたので、そういう部分では去年よりも気持ちの余裕を持ってレースに臨めるかなと思います。昨年は上位を狙うというよりは決勝の舞台を経験したいという気持ちが大きかったんですけど、今年は決勝に残るというよりかは決勝で上位を狙って戦いたいという気持ちです」
――意気込みをお願いします。
「今年は日本選手権から始まって自己ベストが全然更新できていないので、個人種目を2種目とも自己ベスト更新して表彰台に登ることを目標に頑張りたいと思います」
上川畑
――初めてのインカレを前にした、今の心境はいかがですか。
「今までチーム一丸となって戦うということがあまりなかったので、大学水泳やインカレはチーム一丸となって戦うという舞台なので、それが楽しみです。しかし、自分が順位を取れないと、チームの得点が下がってしまうので、やはり自己ベストを出さないといけない使命感はあります」
――意気込みをお願いします。
「チームとしては総合優勝を狙っているので、まずは自分が与えられた種目でしっかりと順位を取ることです。個人としての目標は、出場する400メートル個人メドレーと200メートルバタフライの事前予想の順位がどちらも4位なので、少しでも順位をを上げられるようにすることと、今年は4月から自己ベストを出せていないので、自己ベストを出すこと、そしてメダルを取ることです」
――みなさんありがとうございました!
[競泳担当一同]
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