男女ともに主将が意地を見せつけた/日本学生選手権・日本女子学生選手権

2023.08.27

 鳥取県の大山ゴルフクラブで行われた今大会。全国から地区予選を勝ち抜き、学生日本一を決める大会だ。つわものがたくさんいる中、明大からは山口泰知主将(商4=日章学園)、吉沢己咲(営1=本庄一)、高木美咲主将(営4=近大付新宮)、渋野暉璃子(文3=岡山朝日)の4人が出場した。

 

◆8・22〜25 日本学生選手権(大山ゴルフクラブ)

33位T 山口

◆8・23〜25 日本女子学生選手権(同会場)

6位T 高木

 

 男子は、今大会初出場の山口が初日15位タイに着き、2日目に弾みをつけ第3ラウンドに進出した。「ティーショットは安定していたが、バーディーがあまり取れなかったので物足りなかった」(山口)。最終日は、3日目からスコアを二つ上げ、33位タイで終える。

 

 女子では、今大会2度目の出場となる高木が初日、単独首位に立つ。2日目は、雷雲接近のため約2時間競技が中断されるなど難しいコンディションの中、順位を落とすが3位タイにつけた。「トップとは2打差だが、追い上げる方が強いと思っているので、明日はしっかり攻めて頑張りたい」(高木)。だが最終日は、スコアを伸ばすことができず、6位タイで終えた。

 

 今大会最終日に残ったのは、男女ともに主将の山口と高木。主将としての意地はもちろん、最終学年としての意地をプレーから感じさせた。今回の悔しさを残りの試合につなげ、チームをさらに引っ張ってくれるだろう。二人の活躍から目が離せない。女子は9月5日から、男子は11日から秋季Aブロック対抗戦が始まる。主将二人をはじめ、渋野や吉沢も今大会で得たものを生かし、明大を勢いづけるだろう。次戦に期待がかかる。

 

[井垣友希]