(4)関東大学1部リーグ戦事前インタビュー/越田大翔

 ついに開幕する関東大学1部リーグ戦。例年とは異なった開催方式のため1次リーグでどれだけ勝利を重ねられるかがカギとなる。主将でエースでもある田邉太一(情コミ4=福岡大大濠)を中心に目標のリーグ上位へ。今回は勝負の時を待つ選手のコメントをお届けする。

 

 第4回は越田大翔(政経3=仙台大明成)のインタビューです。(この取材は8月23日にオンラインで行われたものです)

 

――今シーズンのこれまでの試合や練習を振り返りをお願いします。

「最近は合宿などをして新潟のプロチームの新潟アルビレックスBBと対戦したり、練習試合を多くやったりしていて、それでゾーンやマッチアップなど、ディフェンスのチームである明治大学が通じている部分があると思いました。それをリーグ戦初日から発揮できるようにチームとして頑張っていこうと思っています」

 

――リーグ戦での個人の目標とチームの目標を教えてください。

  「チームの目標は6位以内に入ることです。個人としてはチームに貢献することをまず第一にして、得点でもチーム1番か2番目に多く点を取れるような選手になりたいと思っています」

 

――リーグ戦の開催方式が昨年から変更した点についてはいかがですか。

「上位と下位が分かれるということでモチベーションが上がったり下がったりすることがあると思うのですが、自分たちのやることは変わらないぞということをチームとして共通認識を持っておいて、その中で良い結果を得られるようにしていきたいです」

 

――どのようなプレーでチームに貢献したいですか。

「自分はドライブが得意なので、そのドライブを生かしたプレーを展開していければなと思っています。また、今年から自分も上級生なので後輩を引っ張っていけるようなプレーをしていきたいです」

 

――今年度のチームの特色はどう考えていますか。

「今年度入ってきた1年生が試合に絡む人数が多くて、そこがまず昨年度と違って強みになった部分だと思います。加えて、チームの仲が良くなった気がします。コミュニケーションを積極的に取ったりだとか、コート外でのプライベートでの関係性であったりとか、そういったこともバスケットに通じる部分はあると思うので、そこがストロングポイントなのかなと思っています」

 

――期待している選手はいますか。

「多くいるのですが、自分としては2年生の家永淳之介(営2=実践学園)と1年生の武藤俊太朗(政経1=開志国際)に期待しています。元々、2年生の家永は試合に出られるような技術を持っているにも関わらず、少し緊張してターンオーバーしてしまうことがありました。しかし最近は殻を破ったのか自信を持ってプレーしているし、実際練習試合などで通用しているので、それをリーグ戦で発揮してほしいなと思っています。武藤は国際試合やウィンターカップ優勝など、いろいろな経験をしているので、それをリーグ戦でも生かしてほしいなと思っています」

 

――最後に意気込みをお願いします。

「まずリーグ戦で最終的に6位に入れるようなチーム作りをしていくことを目標として、個人としては結果を残してチームに貢献できるようなプレーヤーになりたいと思っています」

 

――ありがとうございました。

 

[橋本太陽]