(3)関東大学1部リーグ戦事前インタビュー/伊藤治輝

 ついに開幕する関東大学1部リーグ戦。例年とは異なった開催方式のため1次リーグでどれだけ勝利を重ねられるかがカギとなる。主将でエースでもある田邉太一(情コミ4=福岡大大濠)を中心に目標のリーグ上位へ。今回は勝負の時を待つ選手のコメントをお届けする。

 

 第3回は伊藤治輝(政経3=桐光学園)のインタビューです。(この取材は8月24日にオンラインで行われたものです)

 

――今季のこれまでの試合や練習を振り返っていかがですか。

 「今年度は、昨年度の井上耀(令5政経卒)さんみたいに、声で引っ張っていくという選手がなかなかいないので、チーム全体で盛り上げながら、うまくできているとは思います」

 

――リーグ戦でのチームの目標はありますか。

 「昨年度と違って、1次リーグで上位と下位で分かれるというのがあるので、とりあえずチームとしては上位を目指しつつ、少しでも多く勝てればなと思います」

 

――リーグ戦での個人の目標はありますか。

 「個人としては、昨年度はチームのおかげで、得点ランキングにも上位に入らせていただいたので、得点を取るという面では、今年も変わらず頑張っていきたいです。あと、今年度はもちろんチームの勝ちというのを最優先にして、勝負をできたらなと思っています。個人のはっきりした目標は特にはないですけど、チームを勝たせられるような選手になりたいと思います」

 

――今年からリーグ戦の開催方式が少し変わったことについてどう感じますか。

 「昨年度は1巡目でやられた部分を対策して、2巡目をどうするかということができたのですが、今年はそれができなくなってしまいました。もちろん、自分たちとしては、相手から対策されないので嬉しい面はありつつ、一発勝負なので、負けられないですしチームはしっかり勝たないといけないな、と(感じます)。より慎重になったというか、そんな感じはします」

 

――チームにどのように貢献したいですか。

 「自分が点を取らないと勝てないというのは、昨年度から教えられて分かってきたことなので、自分で得点を取りつつ、ディフェンス面でゴール下の得点を許さないことや、留学生の面で(点を取らせない)。しっかり助け合いながら、自分が主体となってやりたいなと思っています」

 

――今年のチームの特色はどのようなところだと思いますか。

 「今年度は昨年度と違ってサイズも上がって、1年生はいい人が入ってきてくれました。その分交代の選手も増えましたし、1人のプレータイムは減らしつつ、全員が万全な状態で出られるというのが、今年度の明治の強みなのかなと思います」

 

――今年のチームで期待している選手はいらっしゃいますか。

 「今年度は同期のPGの平松(克樹・情コミ3=福岡大大濠)と越田(大翔・政経3=仙台大明成)。昨年度出られなかった越田はもちろん期待しています。1年生で言えば武藤(俊太朗・政経1=開志国際)。あと鬼澤(伸太郎・国際1=福岡大大濠)。1年生の鬼澤には期待したいと思っています」

 

――意気込みをお願いします。

 「今年はホームゲームがないということで、少し寂しい面はあります。ですが、ほとんどが有観客ということで、昨年度よりも観客が増える中で、もちろん自分たちが勝たなければいけないのですが、しっかり観客を魅了するというか、少しでもファンや、明治大学を応援してくれる人が増えればいいなと思いながらチームで頑張っていきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[中川美怜]