
(2)関東大学1部リーグ戦事前インタビュー/針間大知
ついに開幕する関東大学1部リーグ戦。例年とは異なった開催方式のため1次リーグでどれだけ勝利を重ねられるかがカギとなる。主将でエースでもある田邉太一(情コミ4=福岡大大濠)を中心に目標のリーグ上位へ。今回は勝負の時を待つ選手のコメントをお届けする。
第2回は針間大知(情コミ2=福岡大大濠)のインタビューです。(この取材は8月23日にオンラインで行われたものです)
――今年度のこれまでの試合や練習を振り返ってください。
「シーズンの初めは練習に締まった雰囲気がなくて試合も緩くなってしまっていました。しかし関東大学新人戦(以下、新人戦)のころからは下級生を中心に積極的にみんなが声を出したりしてチームの雰囲気も良くなっていき、いい雰囲気で練習ができています」
――合宿の成果を教えてください。
「合宿は試合が多い日程だったので、試合の中でおのおのが自分の役割を明確に持つことができたと思います」
――シックスマンとして試合に出場されることが多いですが、今の自分の役割をどのように捉えていますか。
「スコアリングをできる選手はチームに多くいるので自分も点を取りにいくというよりは、ディフェンスをアグレッシブにやっていくことでチームにいい雰囲気を持ってくる役割が自分に求められていると思います」
――チームの特色や武器はどのようなところだと思いますか。
「合宿をやっていった中でディフェンスは自分たちの自信になったと思います。ディフェンスをハードにやって速攻につなげていくことが今の明治のバスケットだと思っています」
――リーグ戦でのチームの目標と個人の目標を教えてください。
「チームの目標は上位リーグに入ることです。個人の目標だとやはりどれだけディフェンスではアグレッシブにできるかです。ですが、リーグ戦は長い期間行うのでアクシデントは絶対にどこかであると思います。その時に自分の役割を変えて柔軟に対応していくことが個人の目標です」
――今年度からリーグ戦の開催方式に変更がありましたが、どのように感じていますか。
「1次リーグは全チームと当たるので、最初からギア上げて勝てるとこを勝ち切ってできるだけ上位に入っていかないと2部降格も見えてきてしまいます。なので、目の前の勝負に勝ちにいくことや1点でも得点を取って、得失点差をなくすことに目を向けてやっていきたいです」
――期待している選手を教えてください。
「やっぱりキーになってくるのは武藤(俊太朗・政経1=開志国際)だと思います」
――武藤選手のどのようなところを期待していますか。
「この間の日本代表としての試合でも3Pシュートを高確率で決めていたので、リーグ戦でも発揮してくれるとチームとしても助かる場面は増えてくると思います。また、ディフェンスリバウンドやオフェンスリバウンドといった献身的な部分も普段からチームにとって大きなものだと思うのでそういったところに期待したいです」
――最後に意気込みをお願いします。
「目標はベスト8ですが、何勝したらっていう指標が特にあるわけじゃないので、勝つことを最大限考えて取り組んでいって、必ず目標達成できるように頑張ります」
――ありがとうございました。
[島田五貴]
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