(1)関東大学1部リーグ戦事前インタビュー/武藤俊太朗

 ついに開幕する関東大学1部リーグ戦。例年とは異なった開催方式のため1次リーグでどれだけ勝利を重ねられるかがカギとなる。主将でエースでもある田邉太一(情コミ4=福岡大大濠)を中心に目標のリーグ上位へ。今回は勝負の時を待つ選手のコメントをお届けする。

 

 第1回は武藤俊太朗(政経1=開志国際)のインタビューです。(この取材は8月23日にオンラインで行われたものです)

 

――今季のこれまでの試合や練習を振り返っていかがですか。

 「入学してから、春のトーナメントや新人戦があったのですが、チームとしてはあまりいい成績は残せていないので、リーグ戦で上位にいけるように練習に取り組んでいます」
 

――リーグ戦でのチームの目標と個人の目標を教えてください。

 「チームの目標は1巡目でしっかり勝って、上位リーグに入ることです。個人としては、リーグ戦の最初の方はチームに合流できないので、合流した時には万全な状態でチームを上位に導けるようなプレーをしたいなと思います」

 

――U-19の代表活動はいかがでしたか。

 「やはり人より早く世界を経験できるというのは、 自分のバスケキャリアの中でも本当にいい経験になりました。それを大学バスケでも生かして、チームをいい方向に引っ張っていきたいです」
 

――世界を相手にして戦うことで、何か新しく得たものや感じたことはありますか。

 「身体能力や体格は 相手の方が圧倒的に高いのですが、チーム力や技術は、日本も負けてないのかなとは思いました」
 

――代表での活動を明大でどのように生かしていきたいですか。

 「やはり代表の試合は、コート内でコミュニケーションを取り続けていたので、 明大でもそういうコミュニケーションを取ることと、自分が学んできたスキルを、チームの選手たちにも教えてあげたいなと思います」
 

――今年度からリーグ戦の開催方式が変わったと思いますが、それについてチームで何か話し合いましたか。
  「コーチの方からは、1次リーグで勝てなくて2次リーグで下位になったら、もうほぼ2部降格だよと、そういう気持ちを持ってリーグ戦に取り組めと言われています。本当に1次リーグが大事になってくると思います」
 

――リーグ戦を勝ち抜いていくにあたって、どのようにチームに貢献したいかお聞かせください。
 
 「ディフェンス面でもオフェンス面でも、1年生なのですが、声出しをして苦しい時に自分が点を取ったり、チームをいい方向に持っていくようなプレーができたらいいなと思います」
 

――チームの特色や武器はどのようなところだと思いますか。

 「日本人しかいないのですがサイズがあるチームで、みんな起動力があって走れるチームだと思います。5人全員が点を取れるチームなので、相手からしたら守りづらいのかなと感じます」

 

――期待している選手や注目してほしい選手はいらっしゃいますか。

 「キャプテンの田邉太一さんや3年生の平松克樹(情コミ3=福岡大大濠)さん、あと伊藤治輝(政経3=桐光学園)さんですかね。田邉さんは4年生でラストのシーズンになるので、4年生の意地を見せてもらいたいです。克樹さんはPGなので、いい形でゲームを作ってほしいです。治輝さんは、自分と同じで世代別の日本代表にも選ばれていたので、そこは注目してほしいと思います」
 

――最後にリーグ戦の意気込みをお願いします。
  「前半は参加できない試合が多いのですが、合流したら少しでもチームが上位に狙えるように活躍したいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[尾﨑陽菜]