
7位決定戦 日大に2度目の勝利/関東学生1部リーグ戦
リーグ戦も終盤を迎えた。7位決定戦の相手は2度目の対戦となる日大。第1Pから明大リードで試合を進め、手堅い勝利で最終戦へと駒を進めた。今試合の結果、1部リーグ7位が決定。残すは1部2部入替戦のみとなった。
◆5・7~6・25 関東学生1部リーグ戦
▼6・24 対日大戦(日体大健志台プール)
〇明大15{4―2、4―3、3―2、4-2}9日大
「前回は連携ミスからの失点が多かったので1対1でやろうと話していた」(越智大介・理工3=明大中野)。2度目の対戦となった日大相手に、作戦を変えて臨んだ。試合開始わずか15秒。林大悟(営3=千葉敬愛)のゴールで先制すると明大は連続得点。筒井将登(営2=明大中野)や越智も安定したシュートを見せ、明大の流れを作っていく。4―2で迎えた第2P、日大に先制点を奪われるも、すぐさま狭間俊仁主将(商4=明大中野)が得点。一進一退の攻防を繰り広げるも逆転を許さず、確実に点数を積み重ねていった。
続く後半戦も明大は試合の主導権を握り続ける。「課題だった上からのシュートが結構入り、チームを勢いづけた」(兼本翔安・政経2=修道)。今試合では越智がトップのシュート数である5点、狭間が4点をマークするなど、大活躍。その他の選手も、これまでの対戦の中の浮き彫りとなっていたシュート決定率の低さを克服し、チームとしての成長を見せた。最後はキャプテンである狭間がバウンドシュートをたたき込み、最終スコア15―9で試合終了。リードを保ち続け、落ち着いた勝利を収めた。
今試合、光ったのはGK兼本の抜群のセーブだ。GKと攻撃側の1対1で行われるペナルティスローを2度もセーブするなど、好プレーがさく裂した。相手優位の状況でも冷静にボールを見極め、確実にシュートを仕留める姿はまさに明大ディフェンスの要だ。
リーグ戦も残るはあと1戦。1部残留を懸けた順大との対戦だ。「今日勝っても明日負けては意味がないので力の差を見せられるよう頑張りたい」(兼本)。勝ち星で終わらせられるよう、チーム一丸となって最後まで戦い抜いてみせる。
[井手満菜]
試合後のコメント
越智
――今試合を振り返っていかがですか。
「前回の試合は少し最後のほう競ってしまっていたので、今回は気を引き締めてできたと思います。すべてのピリオドで勝ち越して確実に勝てたのが良かったと思います」
――今試合で良かった点を教えてください。
「途中、両チームなかなかシュートが決まらなくて審判が笛を出した場面があったのですが、(チームにとって)不利な状況だとしても気持ちを崩さずに戦えたのは良かったです」
兼本
――試合を終えて、率直なお気持ちはいかがですか。
「明日、2部の1位と2位とやるのでは全然相手の強さが違うので今日は勝ちたいとこでした。勝てて明日につなげられたので良かったです」
――ご自身の中で特に良かったと思うプレーはございますか。
「第3Pの1対1とか、ペナルティスローを2、3回止められたのが良かったです」
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