
日大に惜敗 悔しさ残る/関東大学新人戦
今試合の相手は関東大学選手権で4位の日大。普段は留学生を軸としているチームだが、新人戦では日本人のみのチーム構成に。地上での戦いとなったが相手の力強さに押され敗北。悔しい敗戦となった。
◆6・5~6・11 第63回関東大学新人戦(大田区総合体育館他)
▼6・8 対日大戦(大田区総合体育館)
明大61{17―15、15―18、8―16、21―19}68日大〇
スターターはPG千葉天斗(法2=仙台大明成)、SG針間大知(情コミ2=福岡大大濠)、SF家永淳之介(営2=実践学園)、PF塚田大聖(政経1=土浦日大)、PF齊藤虎鉄(政経2=盛岡市立)
ベスト8を懸けた戦いが始まった。前半は両者一歩も譲らない展開に。チームのエースである針間が前半から3Pシュートを量産しオフェンスを引っ張っていく。「前半はいいバスケットができた」(武藤)とディフェンスでも塚田が積極的にリバウンドを取り、ブロックショットを決めるなど明大が優勢で前半終えた。
試合が動いたのは後半。日大のディフェンスがかみ合い始め、シュートが決まらない時間帯が続く。悪い流れを断ち切ることができず、第3Qで日大が16点に対して明大はわずか8点で抑えられてしまう。しかし、紫紺の魂は燃え続けていた。第4Qに入り、塚田が連続得点。塚田に続くように猛攻を仕掛け、10点以上離されていた差を6点差まで詰めた。しかし、再び日大にリードを広げられ迎えた残り40秒。針間がディフェンスリバウンドから一人でボールを運びそのまま3Pシュートを成功させ気を吐いた。ここから勢いに乗りたかった明大だが逆転は叶わず7点差で惜敗。ベスト16で幕を閉じた。
今大会、中心選手として若きチームを導いてきた針間は試合後「責任感を持ってやっていたが、気持ちが前に出すぎてミスをしてしまった」と振り返り、リーダーという役割の難しさを痛感。これからに向けては「スコアリングでチームに影響を与えたい」と今試合で輝きを放ったスコアリング能力を武器にチームに貢献したいと語った。
長い夏の期間を経て迎えるは関東大学リーグ戦。今大会で得た経験を糧に下級生が明大に勝利をもたらす。
[島田五貴]
試合後のコメント
針間
――1、2年生のチームにはどのような特徴がありますか。
「フレッシュさがあると思います。ディフェンスでも常にハードに取り組んで、声も出し続けているので本当に元気なチームだと思います」
――シュートタッチはいかがでしたか。
「アップの時もそこまでタッチがいいとは感じませんでしたが、全部(シュートが)入っていたので、打ち続けました」
武藤
――今試合の収穫を教えてください。
「負けてしまいましたが、自分たちの代は1部上位の相手とも戦えるとわかったのでそこは収穫だと思います」
――ありがとうございました。
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