
中大の猛攻受け無念の敗戦/関東学生1部リーグ戦
リーグ戦7戦目の相手は昨年度のリーグ戦最終戦で敗れ、因縁の残る中大。明大の先制点から始まり、好調な滑り出しを見せた。しかし、第2Pで中大による猛撃を受け、大幅に点差をつけられてしまう。第3P以降も流れを相手に渡したまま取り返すことができず、悔しい敗戦となった。
◆5・7~6・25 関東学生1部リーグ戦
▼6・4 対中大戦(日体大健志台プール)
明大8{3―5、0―4、3―3、2-5}17中大〇
ここまで1勝5敗の明大、何としてでも勝利をつかみたい一戦であった。第1P、試合開始早々に林大吾(営3=千葉敬愛)が先制点を取り、順調な試合展開を期待させた。宇津野貴大(営2=明大中野)が冷静なループシュートを決めるなど、相手の思い通りにはさせず、一進一退の攻防を繰り広げる。しかし、第2P「決めなければいけないシュートを外してしまうことが多かった」(筒井将登・営2=明大中野)。勢いに乗った中大の猛攻を止めることができず、6点のリードを許してしまう。続く後半戦。巻き返しを図りたかった明大だが、形勢は相手方に傾いたまま、最終スコア8―17で敗戦を喫した。
惜しくも勝ち星を逃した今試合だが「スタメン以外の選手も得点に絡み、シュートを決めていた」(筒井)。特に1年生の高田将太郎(法1=明大中野)や、学業の関係で休部しており久しぶりの出場となった深山駿太(商3=明大中野)の活躍が光った。「試合に交代で出る前から、出たら絶対得点すると決めていた」(高田)。ルーキーやサブメンバーの健闘は選手層の厚さを証明し、これからの活躍に期待が高まる。
これまでの試合結果を受け、目標であった上位リーグには惜しくも届かず、7位通過となった明大。11日からは順位決定戦が始まる。次戦の相手は一度敗北を喫した相手・慶大だ。「勝つためには何が必要かをチーム全員で話し合っていきたい」(筒井)。試合を重ねていくごとに明大は確かに強くなっている。チーム一丸となって、リベンジを果たしてみせる。
[熊谷実夏]
試合後のコメント
筒井
――今試合を終えてリーグ内7位通過ですが、結果に対する率直なお気持ちはいかがですか。
「ここから順位決定戦があるので入れ替わるものではあるのですが、チームとしての目標だった4位以上は達成できなくて悔しいです。リーグ戦を通して今のところ1勝しかできていないので、改善すべきだと思っています」
――ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか。
「この試合だけではなくこの大会を通して自分自身も決めなくてはいけないシュートを外してしまっている場面があったので、次の試合こそは全て決め切れるようにしていきたいです」
高田
――高校水球との違いはありますか。
「大学水球では高校水球よりもパワーが求められると思っていて、自分はパワーの部分が足りていないので、伸ばしていきたいと思っています」
――今試合の良かった点を教えてください。
「エースの越智大介(理工3=明大中野)の動きをよく見て最後、自分がラストパスをして、ゴールを決めることができました。そのようにも点数に絡めたので非常に良かったと思います」
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