新人戦開幕 法大に勝利で好発進/関東大学新人戦

 下級生のみのチームで戦う今大会の初戦の相手は法大。試合は序盤から明大がリードを奪う展開が進むと、中盤以降も安定したディフェンスで流れを渡さない。点差が開いた終盤は多くの選手を出場させながらもリードを保ち、最終的には75-59で勝利を収めた。

 

◆6・5~6・11 第63回関東大学新人戦(大田区総合体育館他)

▼6・6 対法大戦(大田区総合体育館)

〇明大75{18―11、23―13、22―19、12―16}59法大

 

 スターターはPG千葉天斗(法2=明成)、SG針間大知(情コミ2=福大大濠)、SF家永淳之介(営2=実践学園)、PF塚田大聖(政経1=土浦日大)、PF斎藤虎鉄(政経2=盛岡市立)

 

 第1Q開始直後は一進一退の攻防が続く。法大の得点からスタートし、大きく試合が動くことなく進んでいく。それでも、7-7からPF鬼澤伸太朗(国際1=福大大濠)が3Pシュートを決め、明大のペースに。ディフェンスから流れを作ることに成功すると、徐々に点差を広げ、第2Q終了時点では41―24と17点のリードを持って前半を折り返した。

 

 後半に入っても流れが大きく変わることなく進む。試合終盤には点差も開いたことで交代を多用しさまざまな選手を投入するが「どの選手が出ても強度を高くやっていくことができたので良かった」(針間)とプレーの質は落ちない。終わってみれば全てのQで相手の得点を10点台に抑えるなど安定したディフェンスを見せた明大が初戦突破に成功した。

 

 新人戦ということもあり、SF武藤俊太郎(政経1=開始国際)やPG森田稀羅(経営1=北陸学院)、塚田、鬼澤など多くの1年生の出場が目立つ。針間も「点を決めたり、ボールを持ってくる能力が非常に高いのでこれからも頼っていきたい」と高く評価した。好スタートを切った明大だが、次戦の相手は昨年度準優勝の強敵・日大。1、2年一丸となって強敵に挑む明大の活躍に期待がかかる。

 

[松田遥歩]

 

試合後のコメント

針間

――上級生がいない影響はありましたか。

 「上級生がいない分2年生が責任を持って臨めるということで、自分を含めて2年生がリーダーシップを持ってやっていけたのは良かったかなと思います」

 

――次戦への意気込みをお願いします。

「絶対に勝ってベスト8入って、全国に行くというのが目標なので、絶対に勝ちます」