男女ともに3位入賞! 全国への切符をつかむ/関東大学春季Aブロック対抗戦・関東女子大学春季Aブロック対抗戦後インタビュー

2023.06.06

 5月に開催された関東大学春季Aブロック対抗戦。女子は6~7日、男子は21~22日に競技が行われた。男女ともに3位という結果を残し、今月行われる全国大学対抗戦・全国女子大学対抗戦(以下、全国)に進出を決めた。全国に向け、男女ともに優勝を目指す。本記事では、山口泰知主将(商4=日章学園)と高木美咲主将(営4=近大付新宮)のインタビューをお送りします。(この取材は5月24日に行われたものです。※写真はゴルフ部提供です)

 

――新チームの雰囲気はいかがですか。

山口「男子はすごく雰囲気がいいです。上下関係はありつつも、しっかりと仲が良くて、後輩が先輩に意見を言えるといった環境ができているのかなと思います」

高木「女子は新1年生が入ってこなかったので、メンバーは変わらないです。でも、今までは上下関係があって、後輩が先輩に質問など直接はできなかったのですが、今は話しやすい状況というか、みんな仲良くていい雰囲気でやれています」

 

――今大会に向けてどのようなことを意識して取り組まれましたか。

山口「個人に関しては、まずは球数を増やしました。主将として結果も残さなければいけないので、今まで自分は球数をあまり打ってなかったので、そこを増やして変えました。団体としてはやはり競争力が必要かなと思いました。普段の部活の中でも、例えばアプローチ勝負などの小さい勝負を数多くやって、競争力を高めました」

高木「女子としては合宿などでスコア取りをするのですが、しっかりスコア取りをしていく中でも、スコアを作っていく練習をしていました」

 

――今大会を振り返ってみていかがですか。

山口「今年は新1年生がすごく戦力となって大きかったので、けっこういいところまで行くのかなと思っていました。けっこう周りが思っていた以上のスコアが出て、いいところまで行けたのかなと思います」

高木「女子はもう少し1位との差を縮められたかなと思います。初日でもけっこう差が開いていたのですが、10打差しかなかったので、2日目に耐えれば優勝もなくはないなと思っていました。でも、2日目に大きくスコアを崩してしまったので、そこが反省点かなと思います」

 

――今大会中に主将として意識したことを教えてください。

山口「一つ目は結果を残すことです。二つ目は、例年下級生の勢いがあるというかあまり怖さを知らないので、下級生にはガンガン攻めろという合図と、上級生は徹底的に握るということを指令しました」

高木「主将として意識したことは、引っ張っていかなければいけないので、いいスコアで回らなければなという思いはありました」

 

――試合に出るメンバーはどのように決められましたか。

山口「男子部に関しては試合が開催されるコースで、部内で試合を行っています。その上位10名に入ったメンバーがレギュラーになるという形です」

高木「女子も男子と同じです」

 

――他大学の印象を教えてください。

山口「他大学の印象は体が大きくて、少し威圧感がすごいなと感じました」

高木「日大、福祉(東北福祉大)は毎日ゴルフ漬けで練習しているのですが、明治は勉強もしながらゴルフといった文武両道という感じです。たぶん大きな差はないと思うのですが、練習量が大きいと思います」

 

――高木選手はMVPを受賞されました。その時の心境を教えてください。

高木「うれしかったです。2年連続だったので、良かったです。MVPを取ることは、毎回目標にしているので、今年初の団体戦でMVPの目標を達成できたことはすごく良かったなと思います」

 

――今大会で得た収穫と課題を教えてください。

山口「チームで得た収穫は、2日目がトップタイだったことです。一番強い日大と合わせてのトップタイだったので、明治も日本一を狙える自信を得ました。チームの課題としては、下級生は頑張ってくれたので、自分も含めあと1人2人くらい実力を伸ばすのが課題かなと思います」

高木「収穫したものはないですね。課題は去年からなのですが、全体的にスコアがあまり良くないので、もう少し耐えてほしいなと思います」

 

――個人、団体それぞれに点数をつけるとしたら何点ですか。

山口「自分の点数は40点で、全体の点数は90点です。自分の40点に関しては、2日間のスコアを伸ばせなかったことですかね。1日目は伸ばせたのですが、2日目を落としてしまったので40点です。全体としては、すごく良かったです。でも、その日ごとにスコアを落としている選手が採用されているので、そこの点が90です」

高木「個人は70点で、自分も2日目にスコアを落としてしまったことが原因です。団体としては、40点です。初日は天気が良かったのにもかかわらず、スコアが良くなかったです。2日目は悪天候だったのですが、やはり耐えることができてなかったので、そこが原因だと思います」

 

――主将から見て今大会のMVPはどなたですか。

山口「男子は1年生3人と3年生の2人ですね。みんな良くやってくれましたが、特にその5名ですね」

高木「女子は自分ですかね(笑)。初日5アンダー出せたので、そこでもし自分が5アンダーではなかったら6位との差もあまり開いてなかったので、自分が5アンダーで上がることができたのが今大会でも大きかったのかなと思いました」

 

――次戦の意気込みと今年度の目標を教えてください。

山口「男子部の全国大会の目標は優勝です。今年度の目標は秋のリーグ戦で優勝することです」

高木「女子も同じく、全国は優勝で、秋の関東リーグでまだ優勝したことがないので、優勝することが目標です」

 

――ありがとうございました。

 

[井垣友希]