
関東学生選手権春季大会事後インタビュー②/三浦莉桜
5月12日から14日に行われた関東学生選手権春季大会(以下、春関)。団体戦は男女ともに総合優勝、個人戦でも各種目で結果を残し、明大の揺るぎない強さを見せつけた。
今回は三浦莉桜(商3=足羽)のインタビューです。(このインタビューは5月24日に電話で行われたものです)
――今大会を振り返ってみていかがですか。
「上級生になって初めての試合ということで自分自身すごく気合が入っていたのですが、後輩と一緒に団体を組んだので後輩はすごく緊張していたので、どうすれば緊張をほぐしてあげられるか考えながら試合に挑みました。1日目に2年生の後輩が撃って2日目に自分だったので、2年生の後輩もすごく緊張していたのですが、それでもいい点数を撃ってくれてすごく頼もしかったです。自分的には普段通り、いつも通りという風に意識して挑みました」
――後輩たちとチームを組んでみていかがでしたか。
「緊張はもちろんしていたと思うのですが、全然そんな緊張を感じさせないぐらいの点数でとても頼もしかったです。昨年に比べてすごく点数が伸びていて、一緒に練習したりアドバイスしたりとかもしていたので、少し大げさな言い方かもしれませんがすごく親目線と言いますか、良かったと自分が一番安心していました。後輩が撃っている姿を見て、頼もしさや成長を感じられるような試合でした」
――今大会で意識していた点や準備していた点はありますか。
「春関の次の週に同じ会場で試合があったので、その試合の練習になるようにつなげられるような試合にしようと思っていました。ずっと試合を意識するというよりかは、練習をどのように試合に持っていくかということを考えていました。メンタル的な面で、すごく自分でコントロールしながら春関に挑めたと思います」
――メンタルのコントロールの面でどのようなことを工夫していましたか。
「楽しいことを沢山するなどしていました。やはり気分が上がらないとモチベーションも上がっていかないので、練習内容をただ打つだけというものばかりではなくて、何かゲーム要素を取り入れたりなどしていました。今自分の中のでは国際試合というところに目標を持ってやっています。なので、春関はもちろん他の試合でも点数を出すために、いつも通りできるよう緊張感をなるべくなくす練習を多くしていたと思います」
――個人としてはいかがでしたか。
「個人としては一応自己新記録ではあったのですが、去年の夏ぐらいから正直に言ってしまうとスランプで、点数も全然伸びないし気持ち的にもすごく落ち込んでいました。そのためやる気が出ない、モチベーションがないみたいな状態の時があったのですが、なんとか持ち直して今試合に臨むことができました。試合的には復帰戦のような感じだったので、楽しんでできたのはもちろんですし、内容的にも納得いかない ところはやはりありますが、点数だけ見ればトップですごくいい点数だったのでよかったと思います。とりあえず今はどんどんモチベーションを上げて、来週からドイツのズールでジュニアワールドカップが開催されて、一応派遣メンバーとして行かせていただくので、気持ちを上げていくためにもいいところを見つけて褒めるという面で見たら、今大会はすごく良かったと思います」
――次の大会に向けての意気込みをお願いします。
「6月に大きな大会である日本学生選抜大会が控えてはいるのですが、試合して調整して、調整して試合しての繰り返しなので、特に変に変わったことはせずに、優勝できるように目標を持って頑張って練習していきたいと思います」
――ありがとうございました。
[久保田諒]
※写真は射撃部提供
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