新入生歓迎コンパが開催 OB・OG集結で話に花が咲く/明大合気道部新入生歓迎コンパ

2023.05.21

 5月20日、明大合気道部新入生歓迎コンパが開催された。合計5名の新入生と現役部員3名の他に、合気道部のために力を尽くした師範やOB・OGも出席し、会場は終始にぎやかな雰囲気だった。

 明大和泉キャンパス食堂で行われる式典は新入生の自己紹介から始まった。競技部員3人とマネジャー部員2人は力強く自分の経歴や意気込みを発表し、会場内は大きな歓声と拍手に包まれた。その後、師範が乾杯音頭を取り、参加者は美酒佳肴(びしゅかこう)をいただきながら、合気道に関するさまざまな話題で盛り上がった。「思っていたよりも優しい先輩方が多く、楽しい時間を過ごした」(中村晃誠・政経1=所沢西)。コロナ禍後初の対面新歓となったが、部員の努力もあり、式典は順調に進んだ。「段取りが大変だった。準備の段階でも先生の間で連絡が行き届いてなかったりしてたので、できる限り自分から連絡するように心掛けていた」(加藤駿主将・商4=国学院)。最後には、参加者全員で肩を組んで明大校歌を斉唱し、式典は円満に終了した。

新歓コンパを楽しむ参加者たち

 また、加藤と安藤遼大(情コミ2=横浜翠嵐)は、5月27日に行われる全日本合気道演武大会に向けて、周りから激励を受けた。全日本合気道演武大会は日本武道館で開催し、全国から多くの合気道家が集結する大会である。明大は関東学生連合の一員として出場する。「自分が最高学年で引退まであと少しということで、今までやってきた中で最高の演武ができれば」(加藤)。試合形式ではない演武は、自分との戦いである。今年度も心・技・体を極めた素晴らしいパフォーマンスに期待したい。


[李翔恩]

部員コメント

加藤

――新歓活動を振り返っていかがでしたか。

 「昨年度の新歓は自由にできなくてブースから動けないという状況ですごく大変でした。今回は初めての対面での勧誘活動なので、戸惑った部分もありましたが、様々な準備をして、できる限りいろんな新入生にアクセスできて、結果的に5人も入ってくれたので、とても良かったと思います」


中村

――これまでの練習の感想はいかがですか。

 「新入生に合わせて、結構簡単な技を教えてくれていて、休憩も多めに取ってくれています。合気道の技術だけじゃなくて礼儀や作法など、精神面での教育もたくさんあったと思います」