
2人が全日本への切符をつかむ/関東学生選手権
全日本学生選手権(以下、全日本)への出場権をかけた今大会。明大からは6人が出場し、相馬武蔵主将(政経4=九州学院)と三宅康太郎(法3=福岡大大濠)の2名が全日本への出場権を手にした。
◆5・14 第69回関東学生剣道選手権大会(日本武道館)
▼相馬――4回戦敗退
三宅――ベスト32
岩渕――3回戦敗退
中村――3回戦敗退
金井田――1回戦敗退
和田――1回戦敗退
主将が大躍進を遂げた。過去2回の関東学生選手権で1回戦敗退という結果に終わっていた相馬主将であったが、「1回戦から延長を何回もやってなんとか勝ちをつないで勝ち上がった」と語るように4回戦まで駒を進める。だが、32強入りがかかった4回戦に突きで一本を取られ敗退。それでも全日本出場決定戦では「絶対何があっても勝つという強い気持ちで戦いました」とメンを決め、勝利を収めた。
昨年度の大会で16強入りを果たした三宅は危なげなく4回戦まで勝ち進む。「(全日本出場がかかった)試合が一番緊張したが、最後決めるときは集中して技が出せた」と32強入りを果たし、全日本選手権への出場を決める。迎えた5回戦で敗退し、昨年度の結果には及ばなかったが、「全体的な動きの速さや、我慢強さが身についた」と成長を感じている。
「(チームの)雰囲気のいい状態を保って練習して団体戦で頑張りたい」(三宅)。新体制に移行して初試合を通じて得た収穫を武器に全日本、秋の団体戦への期待が高まる。
[堀口心遥]
試合後のコメント
相馬
――今大会までどのような練習をしてきましたか。
「フィジカルな面を強化して技術的な面も今まで以上にできるように練習してきました」
――今大会で得た収穫を教えてください。
「全日本につなげたので、それが一番の収穫です」
――今大会で見つかった課題はありますか。
「相手が攻めてくることに対して少し下がり気味に狙うことが多くて、反則が多かったりしたので、もっと自力をつけないといけないなと思いました」
――全日本選手権に向けて意気込みをお願いします。
「関東で悔しい結果で終わってしまったので、全日本では一つでも上に上がって優勝できるように頑張ります」
三宅
――今大会を全体的に振り返っていかがですか。
「緊張したのもあって、あまり思ったように動けなかったのですが、結果的に全日本に行けたので良かったと思います」
――今大会までどのような練習をしてきましたか。
「春合宿から基礎的なことをずっとやってきたので、少しはそれが結果につながったかなと思います」
――今大会で見つかった課題はありますか。
「もう少し基礎的な部分、下半身の部分だったりとか振りの速さだったりというのはほかの大学に少し負けている部分があると思うので、そこを頑張りたいと思います」
――全日本選手権に向けて意気込みや目標をお願いします。
「全日本では入賞、上にあがれるように頑張りたいと思います」
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