リーグ戦開幕 専大に敗北し黒星発進/関東学生1部リーグ戦

2023.05.08

 4年ぶりの有観客開催で迎えたリーグ戦初日。明大が最初に挑んだ相手は昨年度3位の強豪・専大。第1P序盤、明大リードで試合を進めるも、第2Pで一気に点差を開かれ、最終スコア8―18で敗北を喫した。

 

◆5・7〜6・25 関東学生1部リーグ戦

▼5・7 対専大戦(慶大日吉プール)

  明大8{3―6、0―5、3―4、2―3}18専大〇

 

 「長い大会になるので最初の入りが大切だ。重要な試合になる」(狭間俊至主将・商4=明大中野)。新チームを引っ張る主将の狭間は試合前、そうチームに話していた。開始1分、先制したのは林大悟(営3=千葉敬愛)のシュートだ。その後も正確なパス回しでチームのエース・越智大介(理工3=明大中野)にボールが渡ると、連続で得点を決める。流れをつかみかけた明大だが、第1P残り2分。4失点を喫し、3―6で専大にリードされてしまう。続く第2P、試合の主導権を握られたまま、明大は1点も取り返すことができなかった。

 

 開いた点差は8点。何としても巻き返しを図りたい第3P。渡邊十雅(政経3=明大中野)のゴールで先制点を挙げるも、なかなか点差は縮まらない。「焦って攻撃を行ってしまったことによるミスが多かった」(狭間)。何度か相手の強力なオフェンスからボールを奪うも、シュートチャンスを逃してしまう。第4Pでも形勢は相手方に傾いたまま、最終スコア8―18で試合終了。今季初勝利を飾ることはかなわなかった。

 

 次戦は来週、慶大との一戦が控える。今年度のチームの強みは「組織的に守ってからのカウンター」(狭間)。明大の強みを発揮し、次こそは勝ち星を挙げたい。

 

[井手満菜]

 

試合後のコメント

狭間

――各Pを振り返っていかがですか。

 「第1Pは、自分たちの流れに持っていけたと思います。第2Pは、失点は仕方がないとしても点数が入れられなかったことが反省点です」

 

 

――今試合の良かった点と反省点を教えていただきたいです。

 「最初の得点を取ってからの流れは良かったと思いますが、スタメンが欠けたときの対応ができなかったことが負けた要因だと思います。スタメンだけでなく、チーム全員で戦えるチーム作りをしていかなければいけないと思いました

 

――今年度の注目選手を教えていただきたいです。

 「今年は、2年生3人に注目して欲しいです。去年は初々しかった3人が今年はチームの主軸となって活躍してくれることを期待しているからです