1日目 男子が接戦制し王座に向け3連勝/関東学生春季1部リーグ戦

2023.05.07

 激しい風の吹く中、開催された春季リーグ戦1日目。男子部は王座決定戦に向け幸先よく3連勝した。中でも白川雄己主将(農4=尽誠学園)・池口季将(政経4=高田商高)ペアは3戦全勝でチームの3連勝に大きく貢献した。女子部では試合のペースをつかめず苦しい試合が続くも、齋木菜々花主将(営4=昭和学院)・青松淑佳(政経2=昇陽)ペアが日体大戦、東女体大戦で勝利し、一矢報いた。

 

5・6 関東学生春季1部リーグ戦(早大所沢キャンパステニスコート)

<1日目>

<男子>

○明大3―2国学院大

○明大3―2法大

○明大3―2中大

<女子>

 明大0―3国学院大○

 明大1―2日体大○

 明大1―2東女体大○

 

 男子初戦は、昨年度春季リーグ戦で敗戦を喫した国学院大との試合。第4試合まで2―2ともつれ込み、勝敗は岡田侑也(農1=とわの森三愛)・中村悠峰(営1=能登)の1年生ペアに委ねられた。プレッシャーのかかる中、第1、第2ゲームは相手のコースを突いた攻撃に苦しみ、2ゲームを先行される。しかし、第3ゲームではサービスエースやボレーが決まり、徐々に試合の流れを呼び戻す。迎えた最終セットでは鋭いレシーブなどで得点を重ね接戦を制し、チームは初戦からルーキーの活躍で好発進に成功した。

 

 迎えた法大戦。1番手の白川・池口ペア、続く米川結翔(商3=尽誠学園)・大辻伸彬(農3=尽誠学園)が危なげなく快勝。3番手の金山勇波(営3=霞ヶ浦)はストレート負けを喫するも、4番手の辻花陸(営2=能登)・中原壮琉(政経2=熊本マリスト学園)がファイナルゲームにもつれる接戦を制し勝利。続く中大戦では1番手が敗戦するも2番手が勝利し、3番手シングルスでコートに立ったのは金山。序盤は相手のコースを突くショットとサイドラインぎりぎりのボレーに苦戦する。しかし、第3ゲームからはコートを広く使った丁寧なラリーを連発し、試合後半から本来のペースをつかみ見事勝利した。4番手の辻花・中原ペアが敗北し、試合の明暗を託されたのは1年生ペア。第1ゲームから相手にペースを握らせることなく岡田の積極的なボレー、中村の力強いショットが決まり勝利を収めた。

 

 女子部では初戦・国学院大戦の第1ゲームから相手の勢いを止められずストレート負け。続く日体大戦では1番手の西山なつみ(政経1=昭和学院)・大野栞(法1=昭和学院)ペアが粘りを見せるも敗北。2番手シングルスの日高里歩(法3=昭和学院)もストレート負けを喫し、気持ちを切り替えて臨みたい東女体大戦でも試合のペースをつかめず第1、第2ゲームを落とし敗戦。悔しい結果となった。

 

[伊原遼太朗]