
(女子)元榮全ジャンプ成功で2位! 鮮やかな復帰2戦目を飾る/サイニチホールディングス杯
5日、埼玉県スケート連盟主催のサイニチホールディングス杯(以下、サイニチ)が行われ、明大から元榮愛子(商1=目黒日大)が出場した。FS(フリースケーティング)の点数で競う今大会、元榮はケガからの復帰からわずか2試合目で堂々たる滑りを披露。全てのジャンプを加点の付く出来で成功させ見事2位に入った。
◆5・3~5 サイニチホールディングス杯(埼玉アイスアリーナ)
華々しい復帰2戦目を遂げた元榮。約1年ぶりの試合となった前回のリリーカップカナガワ(以下、リリーカップ)では、緊張で足が震え思うような滑りができなかったという。「(今回は)緊張をうまく持っていけるように頑張ろう」。緊張に負けない滑りを目指してリンクに立った。演技序盤、迫力ある荘厳な曲調の中、冒頭の3回転サルコウからの連続ジャンプで安定感のある着氷を見せると、続く2回転ルッツも成功。その後も伸びのあるスケーティングに乗せ次々とジャンプを成功させていく。そこには、緊張で足が震えた元榮の姿はもうなかった。中盤のダブルアクセルからの連続ジャンプも鮮やかに決めると、曲のスピード感も増す中さらに流れに乗った。最後のジャンプも成功させ、『Black Swan』の重厚な音楽に合わせて力強くそして丁寧にステップを踏んでいく。最後は、元榮の美しい所作が映えるステップとスピンでプログラムを締めくくった。
リリーカップ後の捻挫の影響で3回転ルッツを外して試合に挑んだ元榮。「今入っているジャンプをたくさん練習して決まるようにした」。今跳べるジャンプを全力でやる。その練習が功を奏し今回全てのジャンプを成功させてみせた。それでも「トリプルを増やして跳べるようにしたい。もっと練習してもう少しレベルの高いことをできるように頑張る」とさらなる高みに自身を見据える。「『Black Swan』は〝強い鳥〟みたいなイメージ」。美しく、力強く。強さを秘めた元榮が羽ばたく瞬間はきっともうすぐに訪れるはずだ。
[布袋和音]
試合後のコメント
元榮
――今日の演技を振り返っていかがですか。
「リリーカップで結構失敗してしまったので、今回は構成は下げましたが全て立つことができてよかったなと思います」
――ジャンプがうまくいった要因はありますか。
「トリプルが2個しか入っていなくて楽にできたというのはありますが、やっぱりリリーカップの後から、今入っているジャンプをたくさん練習して決まるようにしたからかなと思います」
――リリーカップからサイニチに向けて意識して取り組んできたことはありますか。
「リリーカップがスピンもスケーティングもすごく汚くて全体的にのろい感じだったので、今回はてきぱき動いてスピンをなるべく速く回ろうと頑張りました」
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