ホームの声援を受け、法大撃破/関東学生春季1部リーグ戦

2023.04.30

 春季リーグ戦(以下、リーグ戦)4戦目は、ホームである明大和泉体育館での一戦となった。後半は苦しい展開となったが前半のリードを守り切り、リーグ戦2勝目となる白星を飾った。

 

◆4・15〜5・28 関東学生春季1部リーグ戦(中大多摩体育館他)

▼4・30 対法大戦(明大和泉体育館)

 〇明大34{20-12、14-17}29法大

 

 試合開始直後からロングシュートを含め5点を連取するなどし、好スタートを切った。ディフェンスではゴールキーパーの荒田隼弥(法4=洛北)が好セーブを連発するなど主導権を握り、試合を優位に進める。「前半は先週の早大戦の反省点からいい試合展開ができた」(谷口尊主将・商4=北陸)。前半12分には武良悠希(政経4=北陸)からのパスで小畠来生(営4=氷見)のシュートが決まるなど、攻守で連携プレーがさえわたった。

 

 迎えた後半、流れは徐々に相手に傾いていった。後半22分には相手が1人退場となり数的優位になるも、連続で3点を奪われてしまうなど攻守でのミスや不運が続く。苦しい展開となったが、前半のリードを死守し勝利を収めた。

 

 「残り全勝しないと目標の7勝には届かない」(加藤良典監督)。今試合で課題は明確になった。前半の良さを生かしつつ、後半の反省点を改善し、今季初の連勝に期待したい。

 

[堀口心遥]

 

試合後のコメント

加藤監督

――前半の流れが良かった要因は何ですか。

 「ディフェンスがしっかり機能し、30分安定して守れたのが良かったです」

 

谷口

――次戦に生かしたいことを教えてください。

 「前半のいいところは継続して、後半(の良くなかった部分)はしっかり修正して後半の立ち上がりからいい試合ができるようにしたいと思います」

 

小畠

――試合を振り返ってみていかがですか。

 「前半はいい流れで試合ができたのですが、後半になるにつれてディフェンス面でもうまくいかないことが多くなって、危ない試合展開になってしまいました」