ダブルス3組がベスト16 ルーキーに期待高まる/関東学生新人選手権
今年度初の公式戦として関東学生新人選手権(以下、新人戦)が開幕した。初日はダブルスの試合が行われ、西沢祐太(営2=長野工)・寺下敏倫(営1=福井商)組、千年颯太(文1=北科大付)・龍崎東申(商1=開志国際)組、高橋航太郎(政経1=実践学園)・柳澤幹太(情コミ1=実践学園)組がベスト16に入賞。ルーキーが多く出場し、フレッシュな大会となった。
◆4・28~29 関東学生新人選手権(座間市立市民体育館)
▼男子ダブルス
西沢・寺下組、千年・龍崎組、高橋・柳澤組――ベスト16
シード権を持ち2回戦目から登場した高橋・柳澤組。初戦の相手は年上だったが「チャレンジャーの気持ちでいけた」(高橋)と、勢いあるプレーで勝利を決めた。勝ち進み迎えた5回戦目も3年生ペアとの対決。2人の引き締まった表情は緊張も感じさせたが、2セット先取で好発進を見せた。スピードあるラリー戦にもつれ込むと力強いフォアハンドと華麗なスマッシュで相手を封じ込める。「勢いのままプレーできた」(高橋)と4セット目では7連続得点で相手を一気に引き離した。しかし「前半のプレーができなかった」(柳澤)と接戦となった最終セットを制することはできず結果はベスト16。悔しさを見せたが「練習で弱いところをなくしていきたい」(柳澤)と次への課題も見つかる内容の濃い大会になった。大学デビュー戦として初めて背負った紫紺のプライド。向かっていく気持ちが強い分、悔しさから得られるものは大きかったに違いない。
ダブルスに出場した他のペアも健闘を見せ明大から3組がベスト16を決めた。それぞれが課題を見つけ“常勝軍団”の一員としてますます成長していくルーキーたちに大きな期待が寄せられる。
[新村百華]
試合後のコメント
高橋
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「みんなレベルが高いので気が抜けない試合が続いていて、最後粘り負けしたのは気持ち的な部分でネガティブになってしまって、自信を持ってプレーできなかった気がします」
――ベスト16という結果はどのように捉えていますか。
「優勝を目指していたので、負けてベスト16という結果は悔しいですが、負けた試合の中でも得るものはあったので、次に生かしてうまく修正していければいいかなと思っています」
柳澤
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「2回戦と3回戦は緊張で力が入ってしまい助けられる場面が多かったのですが、4回戦、5回戦では自分の思うようなプレーも増えたので良かったです。でも最後セットオールで負けてしまったのは、自分がボールを浮かせてしまったり甘い球を出してしまったりしたので細かいところで差が出たかなと思います」
――デビュー戦でしたが、どのような気持ちでしたか。
「3年生などもいて自分たちが下になる場面が多い中で向かっていけたのかなと思います」
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